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トロロッソ、チーム離脱のテクニカルディレクターは”長期契約下”にあると主張、マクラーレンと駆け引きか。チームの技術陣には自信|F1ニュース

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トロロッソ、チーム離脱のテクニカルディレクターは”長期契約下”にあると主張、マクラーレンと駆け引きか。チームの技術陣には自信|F1ニュース

 トロロッソは、チームを離れることが発表されたテクニカルディレクターのジェームス・キーとは長期契約を結んでいると主張。キーの移籍は、チームの同意を得ずに進められたことを示唆した。

 木曜日、マクラーレンはキーがチームに加わることを発表した。しかし、彼の役職やチームに加わる時期は明かされなかった。

トロロッソのマシン開発の重要人物、ジェームス・キーがマクラーレンに移籍か?

 対してトロロッソは、キーがまだチームと契約下にあるということを明かすことを選んだ。

 トロロッソとマクラーレンは、キーの放出に関してまだ交渉中の段階であると考えられており、キーの契約状態を公開するのは、トロロッソ側の交渉戦略の一部であると思われる。

 中には今回の状況を利用して、トロロッソがマクラーレンの育成ドライバーであるランド・ノリスを獲得し、2019年以降のドライバーとすることを望んでいるのではないかという意見もある。しかし2チーム間の和解が、金銭的な条件以外でなされるとは考えにくい。

 キーは、最近までイタリア・ファエンツァにあるトロロッソのファクトリーで働いていたと思われる。彼がマクラーレンに移籍するにあたり、ガーデニング休暇をとるのかどうかは分かっていない。彼の契約状況が明かされた今回のようなケースの場合は特に、情報流出を避けるためチーム移籍の間に”空白期間”を設けるのは自然な流れだ。

「ジェームスはトロロッソと長期契約を結んでいる」と、トロロッソのチーム代表を務めるフランツ・トストはmotorsport.comに語った。

「それは、私がこの件についてコメントできる全てだ。何も言うことはない」

 チームは、キーのマクラーレン加入時期について交渉をしていたかどうか質問されると「彼らが私たちのところに来るべきだと思う。どうなるか見てみよう」と答えた。

「我々には契約があるので、彼らと話し合う理由はない」

 一方でトストは、チームは十分な強さを持っており、キーの未来に対する不確実性は当面の開発計画に影響を及ぼさないと主張した。

「もちろん、それ(キーの離脱)は我々のサポートにはならない。それは明らかだ。だが私は、チームの技術面は十分に強固だと思っている。我々が何をしなければならないかについては、良い考えがある」

「しかし単純に、時間も必要だ。シーズン後半には、いくらかアップグレードを持ち込む予定であり、それが期待通りに機能すれば、もう一度ギャップを縮めることができるだろう」

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