ルセデスのルイス・ハミルトンは、先週末行われたドイツGPでたくさんのブーイングを受けた。しかし彼はこれに刺激を受け、良い結果を出そうと決めたと語った。
予選中に油圧漏れのトラブルに見舞われたハミルトンは、14番グリッドからレースをスタートし、逆転で優勝を飾った。この勝利により、彼は再びドライバーズランキングで首位に立った。
ハミルトン、ピットレーン”進路違反”で懲戒処分も優勝は確定/F1ドイツGP
ハミルトンはこの週末、タイトル争いのライバルであるセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)のファンから野次を受け続けた。しかし彼は、そういったファンの反応を受けて、良い結果を残そうと決心したと話した。
「レースの前には、たくさんのネガティブな声を聞いた」
「イングランドに行った時に、どれくらいのファンがブーイングしていたのか僕は覚えていない。イングランドには良いファンの人たちがたくさんいるからね」
「ここ(ドイツ)に来た時、たくさんブーイングを聞いた。でもこういうことにも、僕は満足している。よくあることではないけど。(ブーイングに)満足しているなんておかしなことだ」
「なぜなら僕は(グループではなく)個人を見ていて、100人とか1000人のファンの中にイギリス国旗を見た。赤いフラッグの海だったけれど、その中にイギリスの国旗を見つけたんだ」
「メキシコやイングランド、ナイジェリアやアフリカのどこかから来て、ハミルトンTシャツを着ていた人もいる。ハミルトンの名前が書かれているシャツを着て、ほとんど真っ赤なスタンドの中で立っていた。僕にとっては非常にポジティブなことだった」
「だから僕は最後に、愛はすべてに打ち勝つと言ったんだ」
ベッテルとフェラーリは、2週間前に行われたハミルトンの母国レースであるイギリスGPでの勝利を重視していたが、一方ハミルトンはベッテルの母国であるドイツでの優勝を彼らと同じように扱うつもりはないと語った。
「率直に言えば、他の人がやっていることの中から、自分のエネルギーになるようなものを探す必要はない。僕はただ自分のやっていることに集中している」
「自分自身にできることの中でベストを尽くすことに専念している。自分がベストな状態であれば、他の人たちが何をしているのかに関係なく、今日のようなドライビングができると感じられるだろう」
「だから僕はここに来た時に、何かを見つけてもそれが弱点になる可能性があると言ったんだ。もし僕らがただうなだれたままだったら、今週末はフェラーリが速いということを分かっただけだった。実際に彼らはストレートでおかしいくらいに速かった」
「僕はスタッフのことをとても誇りに思っている。彼らは容易に結論を急ぎ、『彼らはあんなことやこんなことをやっている』と言うかもしれない。でも僕らにできることは、自分たちの運命をコントロールすることだ」
「スタートに関する作業を行い、改善を試みることというのが僕たちにできることだ。そしてマシンを理解してより良い仕事ができるということや、空力パフォーマンスを向上させるためにプッシュできるということを確信したい」
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