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ハミルトン、”疑惑の裁定”を説明「スチュワードには100%正直に喋った」|F1ドイツGP決勝

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ハミルトン、”疑惑の裁定”を説明「スチュワードには100%正直に喋った」|F1ドイツGP決勝

 メルセデスのルイス・ハミルトンは、ドイツGP決勝中にピットエントリーからランオフエリアをまたぐ形でコースに復帰し訓戒処分を受けた件について、レース後にスチュワードに呼び出された際100%オープンに説明したと語った。

 ドイツGP決勝は、フェラーリのセバスチャン・ベッテルがポールポジションから順当にトップをキープ。しかし途中で降り始めた雨に足を掬われたベッテルは、51周目にまさかのクラッシュを喫してしまった。

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 これにより、セーフティカーが出動。14番手からスタートしたハミルトンは、この時点でキミ・ライコネン(フェラーリ)、バルテリ・ボッタス(メルセデス)に次ぐ3番手につけていた。

 このタイミングでチーム内には混乱が生じ、ハミルトンには1度ピットインの指示が出たものの、すぐにこれが取り消された。しかしハミルトンはすでにピットロードに進入し始めており、ランオフエリアをまたぐ形でコースに復帰した。

 過去、似たような事例でタイム加算などのペナルティが出されたことはあるが、ドライバー経験者代表としてミカ・サロも参加していたスチュワード陣は、レース後にハミルトンを召喚し聞き取り調査を実施。その結果、問題の行為はセーフティカー走行中に行われ、他のドライバーに危険を及ぼしていないとして、スチュワードは罰金よりは重い訓戒処分を科した。

「アップダウンが激しくて、最も感情的な1日だった」と、訓戒処分が出された後にハミルトンは語った。

「スチュワードに呼び出されたいと思っている人はいないだろう。全てのシナリオが常に異なっているため、彼らは大変な仕事をしている」

「彼らは僕に、何が起きたか説明するように要求した。僕は彼らに対して、100%正直だった。そこでは滅多にないことだ」

「僕はルールを尊重し、自分がしなければならない仕事を尊重している。僕はただオープンに、どんな状況だったか話した。彼らはどれほど混乱があったかを知ることができた」

 スチュワードは、処分を出す際に「ドライバーとチームは間違いを認め、チーム内にもステイアウトするのか、ピットに入ってくるのか混乱があった。そしてそれが違反に繋がった」としている。

 ハミルトンは、目の前を走っていたボッタスがピットに入ったこともあり、何をすべきか分からなかったと認めた。

「最も混乱していた1.5秒間だった。僕は正直に言って、ステイアウトするんだと思っていた。僕はタイヤに満足していたから。そうしたらチームから『入ってこい』と言われて、前を走るボッタスがピットに入っていく姿を見た。だから僕は、それが確かなのか分からなかった」

「僕がピットレーンに入る時までに、ピットインじゃなくてステイアウトだと言われた。文字通り、左に行く(コースに戻る)か、右に行く(ピットイン)か僕は迷っていた。僕はスローダウンし、芝の上を通った。そして可能な限り安全にトラックに戻れることを確認した」

「みんなが無線を聞いたかどうかは分からないが、チームも数秒間とても混乱していた。彼らは僕の耳に向かって叫んでいた。『左に行くな、右に行くな!』ってね。僕はそれの方が比較的エキサイティングだったと思う」

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