ルノーのカルロス・サインツJr.は、まだルノーと来年以降の契約を結んでいない。彼は、自分の将来に関する周囲の憶測を止めさせるためにも、次に契約するチームとは2年契約を結びたいと話した。
サインツJr.はレッドブルとの契約を結んだまま、”レンタル移籍”という形で2017年の後半にルノーへ移籍した。サインツJr.の将来は、レッドブルがダニエル・リカルド(レッドブル)との契約を締結するかどうかにかかっている。リカルドはまだどこのチームとも2019年以降の契約を結んでいないが、どうやらチームに残ることになりそうだ。
”レッドブルの決断”に左右されず……ルノー、サインツ離脱の代替策準備
ルノーは来年以降もサインツJr.を起用し続けたいと表明していたが、最近ではエステバン・オコン(フォースインディア)との契約にも関心を持っていると報じられた。
サインツJr.は、自身の将来に関する憶測を終わらせるためにも、たとえどこのチームと契約することになろうとも”安定した”契約を結びたいと語った。
「2016年以降、僕は毎年、シーズンの半分が過ぎる頃には自分の将来について話してきた。そういうわけで、僕は最終的に安定した2年契約を結びたいんだ」
「これは隠すことではない。(2年契約を結べば)少なくとも来年は誰も僕や僕の将来について話さないだろう」
「マシンに乗っている僕の気を散らすものではない。マシンに乗っていない時でも僕は、レッドブルやルノー、僕のマネージメントたちが早めに物事を解決できるような何かに合意してくれるだろうと自信を持っている」
「今年の今の時点で、僕の将来はどうなるかわからない。この3年間もそうだった。つまり僕はこの状況に慣れているし、どうやってそれに耐えればいいのかもわかっているということだ」
「来年はこういうポジションにいないようにするためにも、将来のチームと2年契約を結ぶことを楽しみに待っている」
またマクラーレンではストフェル・バンドーン(マクラーレン)の将来が決まっていないこともあり、サインツJr.は来年のフェルナンド・アロンソのチームメイト候補にも浮上した。
だがマクラーレン・レーシングCEOのザク・ブラウンは、サインツJr.を”非常に素晴らしいレーシングドライバー”だと説明したが、チームはラインアップを揃える前にアロンソの将来の計画がどうなっているのかをはっきりさせたいと主張した。
「フェルナンドが話した通り、彼はまだ何がしたいのか、マシンをドライブしたいのかどうかを明らかにしていない。我々には様々なドライバーと話をしたり、折り合いをつける計画がある」
「しかし我々はチーム内でも話し合いを続け、最終的にはどのドライバーを起用するのかをグループで決定することになる」
ふたりのスペイン人を起用することは問題となるのかと尋ねると、ブラウンは「同じ国のドライバーをふたり起用することに関しては、かまわないと思っている」と答えた。
サインツJr.の将来は不確かではあるが、彼自身はレッドブルとルノーの合意に満足できるだろうと自信を持っている。
「自分の将来に関して、僕が主導権を握っていると思う。僕のマネージメントもそうだ」
「レッドブルとルノーは僕のためにベストなことをしてくれるだろう。だから僕は彼らを完全に信用している。僕は来年自分のいる場所に満足できるはずだ」
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