ウイリアムズは、前戦イギリスGPで苦戦した原因はフロアであると特定し、当時は新パーツ投入による”副作用”が出ることを全く予想していなかったと語った。
イギリスGPでは、ウイリアムズのマシンはDRSを閉じたタイミングで空力がストールする症状に悩まされ、予選Q1ではランス・ストロールとセルゲイ・シロトキンがコースオフしたシーンが見られた。結局、彼らは決勝レースに向けてフロアとリヤウイングを旧型のものに戻し、ピットレーンからスタートした。
ウイリアムズ、新型ウイングに手応え「十分な改善を遂げている」
この問題についてmotorsport.comが尋ねたところ、テクニカルチーフのパディ・ロウは、「シルバーストンで発生した問題は、ディフューザー部分のフロアを交換したことが主な原因だった」と話した。
「パフォーマンス改善を試みて、とても積極的に作業をしている。集中的にパーツをテストするために金曜日を利用した」
「シルバーストンでは金曜日にディフューザーを修正し、実際にコーナリングが改善されたことで、一歩前進することができた。しかし、DRSを使用すると断続的にマシンの空力が失速するという副作用が出てしまった」
「このような副作用が出ることを、全く予想していなかった。今ではそれを理解しているので、もうそれらのパーツを使用していない」
「リヤウイングとは関係なかったが、全く”関係ない”とは言えない。なぜなら、これらは一体となって機能しているからだ。一番大きな原因がリヤウイングではない、ということだ」
彼が話した通り、今週末はシルバーストンで使用したものと同じスペックのフロアを使用していないとのことだが、ウイリアムズ今回、新しいフロントウイングを導入した。
彼らは金曜日のフリー走行でこの新型ウイングをテストし、土曜日の予選でもこれを使用。ロウは、期待通りのパフォーマンスを発揮したと確信している。予選ではシロトキンが12番グリッドを獲得し、ストロールがアゼルバイジャンGPで獲得した11番手に次ぐ好成績を残した。
「素晴らしい飛躍を遂げたと主張するつもりはないが、昨日(金曜日)新しいウイングを導入し、一歩前進した」とロウは述べた。
「我々のやりたかったことをしっかりと行うことができてよかった。事前に計画していたことと、(走行後の)ドライバーからのコメントが合致していたことからもそれがわかった」
「さらなる改善を行うためにも、良いプラットフォームとなった」
「確かに今日は、シルバーストンでの順位に比べて、比較的良い位置につけることができた」
相対的なペースに関しては、シルバーストンでのウイリアムズの最速ラップはトップから3.912%落ちで、ホッケンハイムでは3.497%落ちだった。2018シーズンのトップとの平均的なペース差に関しては、3.535%まで縮まっている。
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