躍進が続くザウバー。今週末のドイツGPでも、シャルル・ルクレールが予選Q3に進出し9番グリッドを獲得、マーカス・エリクソンも13番手となった。またFP3では、雨のため多くのマシンがタイムを計測しなかったとはいえ、セッションを1-2で終えた。
開幕戦オーストラリアGPでは、2台揃ってQ1落ちを喫していたザウバー。その変貌ぶりに誰もが驚いている。
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エリクソンは「全く違うチームになった」と語る。
「今いる場所は、僕らが求めていた場所だ。でも、その可能性は、常にこのチームにはあったと思う」
「僕らは何年もの間、難しい時期を過ごした。しかし、この12カ月の間にザウバーにはたくさんのことが起きた。そして常にチームの目標は、中団争いに戻ることだった」
「今年は、僕らが本当に強力なチームになり、マシンを開発することができるということを示している。コースだけではなく、ファクトリーにいるスタッフも、すべてのレースにアップデートを持ち込むために素晴らしい仕事をしてくれた。それが違いを生んでいるんだ」
エリクソンは、財政面に安定がもたらされたことが、チームを変革したと語る。
「今の僕らは全く異なる組織構造になり、財政的な安定性も全く違う。それは大きな違いをもたらした……つまり、全く違うチームになったということだ」
そうエリクソンは語る。
「その結果、施設を僕らが望むように使い始めることができるようになった。そして、良いクルマに”変身”したんだ」
「僕らは少しずつポジションを取り戻してきた。なぜならこの数年、僕らは後退してしまったからね。そして誰もが、ポジションを取り戻すために非常に熱心に働き、素晴らしい仕事をしている。それが、僕らがやっていることだと思う」
今年の5月にチームのテクニカルディレクターに就任したシモーネ・レスタも、今季のマシンの進歩について次のように語った。
「冬のテストから最初のレース、そして今に至るまで、このマシンは徐々に成長していると思う。今では中団争いの中でほぼ安定しているし、Q3にも数回進出することができた。面白いレベルになってきていると思う」
レスタは、今後もチームが進歩していくだろうと期待を寄せている。
「チームは今年、非常に力強いリカバリーと進歩を見せたと思う。チームの基礎はしっかりしているし、ポテンシャルもある。そしてチームの規模も大きくなっているんだ」
「技術的な面も素晴らしく、独立系チームとしては良い風洞設備や良い施設がある。もう一歩進めていくための、すべての要素が揃っていると思っている」
チームの規模は今後も拡大していくはずだと、レスタは説明する。
「計画はさらに進んでいくだろう。現在のチームの規模は従業員400人を超えており、今後さらに拡大していく予定だ。我々は成長を続けていくために、より多くの人材を確保する必要がある」
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