メルセデスのルイス・ハミルトンは、予選Q1でトラブルに見舞われ、マシンをコース上に止めることになった。ハミルトンは自らマシンを押し、ピットに帰還することを目指したが、それは叶わず……Q2に出走することができず、予選14位に終わった。
ハミルトンはコースサイドに排除されたマシンの傍にしゃがみ込み、しばらく動けなかった。その落胆ぶりは、なかなか見ることができないものだった。
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ハミルトンのマシンにトラブルが発生する直前、彼はターン1で豪快にコースオフ、マシンの底を激しく打ち付けながらコースに戻った。この一部始終が国際映像に捉えられており、このアクシデントがトラブルの引き金になったのではないかと疑われた。しかしハミルトンは、コースオフする以前にステアリングがパワーを失っていたと訴えている。
車体の底を打ち付けたことが、トラブルの原因になったのかと尋ねられたハミルトンは、Skyに次のように語った。
「いや、違う。僕らは毎周同じように、その縁石を使っていた。その周でも僕は縁石に乗った。でも縁石に乗る直前に、ステアリングが壊れた。だから問題だったんだ」
前戦イギリスGPでは、スタート直後のアクシデントにより最後尾に下がることとなってしまったハミルトンだが、レース中に追い上げを見せ、結局2位でフィニッシュすることなった。しかし今回も同じようなレースができるとは、ハミルトンは考えていない。
「ここのようなコースでは、難しいだろう」
そうハミルトンは語った。
「ここは、オーバーテイクが最も難しいサーキットのひとつだ。僕は、そこ(14番グリッド)からできる限りのことをするよ」
メルセデスのチーム代表であるトト・ウルフは、ハミルトンの油圧トラブルは、マシンが縁石で底を打ったことで起きたと疑っていた。しかしながら結論を出すには、回収されたマシンの調査を待ちたいと語る。
「その問題は、縁石を飛び越えた際にマシンを少し壊したことで、それが油圧の漏れを引き起こしたように見える。しかし、マシンは戻ってきたので、本当にそれが原因だったのかを、確認する必要がある」
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