F1ドイツGP初日、トロロッソ・ホンダはFP1でブレンドン・ハートレーが、FP2ではピエール・ガスリーがそれぞれ15番手のタイムを記録した。
トロロッソは今回のグランプリにアップデートを持ち込み、初日のセッションでその効果を試したという。チーフ・レースエンジニアのジョナサン・エドルズは、次のように説明する。
期待を語るハートレーと不満を抱えるガスリー「グリップが足りない」
「我々は、いくつかの新しいパーツを持ち込んだ。シャシーのパワーユニット両方のパフォーマンスをさらに向上させるため、ピエールのマシンでパフォーマンスのアップデートを評価した。これは2回のセッションで評価され、そのパフォーマンスは期待通りだった」
そうエドルズはチームのプレスリリースにコメントを寄せた。
「ただ、FP1は汚れた路面で始まり、気温もすでに高かった。一般的にグリップのレベルは低く、ふたりのドライバーは共に、マシンのバランスに満足していなかった。そのため、ふたりのドライバーがより快適に走れるように、セッションの大半を、より良いバランスを得るために費やした」
「セッションの終わりに向け、ブレンドンは空力の相関関係を確認するための走行を行った。ピエールはソフトタイヤでのロングランをした」
「我々はFP1でソフトタイヤだけを走らせた数少ないチームのひとつだったので、タイムシートの結果は、実際のペースがどこにあるのかを示したものではなかった」
午後のFP2に向けては、セッティングに大きな変更を加えたという。
「FP2では、グリップとバランスの両方を改善するため、メカニカルの面と空力の両面に、かなりの変更を加えた。路面温度はさらに上がり、さらに作動温度領域が低いウルトラソフトタイヤが相まって、オーバーヒートは非常に厄介だった。それでも、我々が行ったセッティング変更は確かに功を奏し、ふたりのドライバーは合理的なラップタイムを記録した」
しかし今回のグランプリでも、中団争いは大混戦である。
「タイムを見れば、中団争いは非常に僅差だ。だからコンマ数秒上げるだけで、トップ10に入ることができる」
「マシンから全てのパフォーマンスを確実に引き出すため、我々は今夜、懸命に働くつもりだ」
ホンダのF1テクニカルディレクターである田辺豊治も、金曜日の走行についてコメント。土曜日には雨が降る可能性も考慮していると明かした。
「パワーユニットの面では、トラブルフリーで1日を過ごすことができました。ショートランとロングランの両方からデータを収集することができ、予選とレースに向けて準備をする必要があります」
「セッティングの面では、明日雨が降る可能性を考慮しています。しかし、レース当日は再びドライになると予想されています」
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