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シーズン後半に驚異の成績残したディ・グラッシ「今季はミスが減り、昨年以上のドライビングができた」/フォーミュラE

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シーズン後半に驚異の成績残したディ・グラッシ「今季はミスが減り、昨年以上のドライビングができた」/フォーミュラE

 アウディ・スポート・アプト・シェフラーのルーカス・ディ・グラッシは、シーズン4(2017/2018年)を終えて、今シーズンはタイトルを獲得したシーズン3(2016/2017年)よりミスが少なく、自らポイントを逃すようなことはなかったと述べた。

 シーズン3のタイトルを獲得したディ・グラッシは、シーズン4の開幕4戦をリタイアという結果で終えた。リタイアの主な原因は、パワートレインのトラブルが頻発したことだった。

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 彼が今シーズン初ポイントを獲得したのは、3月に行われた第5戦メキシコシティePrixだった。第6戦以降は全てのレースで2位以上に入賞し、第10戦チューリッヒePrixと最終戦ニューヨークePrixレース1では優勝を挙げた。

 最終的に、ディ・グラッシはドライバーズランキングにおいてサム・バード(ヴァージン)を逆転し、ランキング2位でシーズンを締めくくった。

 このシーズン4でチャンピオンを獲得したのは、テチータのジャン-エリック・ベルニュだ。しかしチームランキングでは、アウディ・スポート・アプト・シェフラーがテチータをわずか2ポイント上回ってタイトルを獲得した。

「不運に見舞われ、開幕4レースでポイントを獲れなかった」とディ・グラッシはmotorsport.comに話した。

「それが2位に入賞できるようになり、ドライバーズランキング2位を獲得するというは本当に奇跡だ。もちろん、チームタイトルを獲れたこともそうだ」

「7戦連続で表彰台を獲得したことで、僕たちが非常に競争力を持っていたということを証明できた。マシンのトラブルが起きなければ、僕らには良い結果を出すための道具があるということだ。僕はチームが成し遂げたことをとても誇りに思っている」

「最初の4、5レースの間に、自分自身や何かを疑ったりというメンタル的なスパイラルに陥ることはなかった。今年は昨年よりもうまくマシンをドライブできたと思っている。なぜなら、今年はいかなるミスもしなかったからだ」

 ディ・グラッシは、第6戦プンタ・デル・エステePrixの予選でトップタイムをマークしていたものの、シケインをカットしたと判断されタイムを抹消された。このペナルティで彼はポールポジションとシーズン4の初優勝を犠牲にしてしまったようなものだったが、こういったミスついて尋ねると、「僕は(ニューヨークePrixレース2でも)また接触したんだ」と語った。

「僕が言いたいのは、ポイントを逃すようなミスはしていないということだ。クラッシュしてマシンを壊したり、レースを妥協しなければならないようなミスはなかった」

「もちろん、誰だってあちこちで小さなミスをする。だけど僕は今年、昨年よりもミスが減り、より限界に近いところでマシンをドライブした。これまでよりもリスクを負わなければならず、かなり多くのマシンをオーバーテイクしなければならなかった。僕は自分のドライビングにとても満足しているよ」

 最終戦ニューヨークePrixのレース2では、ディ・グラッシは優勝を求めてベルニュを厳しく追い詰めた。その結果、レース終盤には最終コーナーで彼とベルニュが接触してしまった。

 彼はこの接触について、次のように話した。

「フォーミュラEでは前のマシン接近した時に、コーナーで速度が違っても、近づいたままでいなければならない。それはエネルギーを無駄にしたくないからだ」

「もし強くブレーキを踏んで止まらなければならない時は、エネルギーを無駄にしてしまう。だからできるだけ近づいたままでいようとする」

「彼(ベルニュ)とは2、3回ぶつかった。とてもわずかな接触で、(自分のマシンの)ノーズがぶつかっただけだ。だけどこれもレースのうちだ」

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