フェラーリの育成ドライバーのひとりであるアントニオ・ジョビナッツィが、今週末行われるドイツGPのFP1で、ザウバーのF1マシンをドライブすることになった。
彼がF1の公式セッションに登場するのは今季初めてのことであり、マーカス・エリクソンのマシンを走らせることになる。
【動画】F1第11戦ドイツGP コース紹介オンボード映像(2016年ニコ・ロズベルグ)
ジョビナッツィは、昨年のオーストラリアGPでF1デビュー。第2戦中国GPにも出走した。この時は、オフシーズン中に負傷したパスカル・ウェーレインの代役として、ザウバーのマシンをドライブした。その後、シーズン後半にはハースF1チームのマシンで7回にわたりFP1での走行を果たした。
前述の通りF1公式セッションに登場するのは今回が今年初だが、スペインGP後に行われた合同テストで、ザウバーとフェラーリのマシンを走らせている。
また、6月に行われたル・マン24時間レースには、フェラーリのファクトリーサポートチームであるAFコルセの一員として挑戦。トニ・ヴァイランダーやピポ・デラーニと組み、LM-GTE Proクラスで5位になった。