先日行われたフォーミュラEの第4シーズン最終戦ニューヨークePrixレース2。予選で2番グリッドを獲得したアンドレ・ロッテラー(テチータ)だったが、そのスタートで痛恨のフライングを犯してしまった。
ロッテラーはこれにより10秒のストップ&ゴーペナルティを受け、最後尾付近まで落ちることとなった。その後、ロッテラーは追い上げて9位でフィニッシュした。
フォーミュラE4代目王者ベルニュ「これまでのキャリアで最も素晴らしいことを成し遂げた」
チームメイトであり、今シーズンの王者であるジャン-エリック・ベルニュが優勝したものの、アウディ・スポート・アプト・シェフラー勢が2-3位に入り、さらにダニエル・アプトがファステストラップを記録したことで、今季のチームタイトルはアウディ・スポート・アプト・シェフラーにもたらされることとなった。テチータは2ポイント差で涙を呑んだ。
「ジャンプスタートしてしまった。それは僕のミスだ。それだけだ」
ロッテラーはmotorsport.comに対してそう語った。
「常にプレッシャーを感じている。しかし今回は、どういうわけかレッドライトが点灯している時間が長かった。とても長かったんだ。そして、なぜだかはわからないけど、僕の心を抑えておくことができなかった。結果的に最悪なことになった」
「このような形で、チャンピオンシップを逃してしまったことは受け入れがたい。僕は今季の結果を台無しにしてしまったんだ」
「僕はチームに対して申し訳ないと思っている。僕らは共に勝つことができるし、一緒に負けることもある。彼らは僕を応援してくれた。とても良いチームだし、彼らとレースできたことに本当に感謝している」
「すごく残念だ。とても多くの努力を重ねたのに、僕らはこのような形でタイトルを失ってしまった。でも、彼らはチャンピオンに価するよ」
「残念に感じているけど、これはレースのあり方を示している。(結果が)すごく欲しいと思った時、多分今回のようなことが起きる」
ただロッテラーは、10秒のストップ&ゴーペナルティという裁定は、あまりにも厳しいと感じていると言う。
「ドライブスルーで十分だっただろう」
そうロッテラーは語る。
「僕らは集中して、ポジションを取り返していこうとした。しかし結果的には、1ポジション足りず、タイトル獲得を逃した」
ロッテラーは、フォーミュラEのルーキーである。開幕当初は大苦戦したが、サンティアゴePrixで2位に入ったのを皮切りに安定した成績を続け、表彰台の有力候補となった。
「普通なら、スタートの問題などないはずだ。でもそれは、僕の今シーズンを要約したようなものだ」
そうロッテラーは語った。
「僕はすべてのレースで問題を抱えていたと思う。全体的には、僕のシーズン中の進歩には満足している」
「問題がなければ、もっと多くのレースで表彰台を獲得できたかもしれない。でも、それはそれだ。僕はすべてのことをやり遂げた。そしてシーズン5をうまくスタートさせ、フロントを常に争えるようにする」
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