ドイツのザクセンリンクで行われたMotoGP第9戦ドイツGP決勝レースで、バレンティーノ・ロッシ(モビスター・ヤマハ・MotoGP)が2位表彰台を獲得。今季最上位でフィニッシュを果たした。
ドイツGPの初日、ロッシは好調とは言い難いポジションにつけていた。初日のフリー走行では総合17番手。加速面に問題を抱えていたという。しかし2日目のフリー走行3回目では4番手に浮上し予選Q2に進出を決める。
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この2日目には電子制御によりバイクのバランス、加速面が改善され、予選でロッシは6番グリッドを獲得。タイム差がポールポジションのマルク・マルケス(レプソル・ホンダ・チーム)から約コンマ3秒と僅差であることを考えれば、悪い結果ではない。
「(決勝では)リヤタイヤの選択が重要だ」と語っていたロッシが決勝に選んだタイヤはリヤ、フロントともにミディアム。このタイヤ選択は、ロッシがグリッド上で変更したものだったという。
この選択が功を奏したか、オープニングラップで4番手に浮上したロッシ。序盤にホルヘ・ロレンソ(ドゥカティ・チーム)とマルケスがトップ争いを繰り広げる間、9周目には1コーナーでダニロ・ペトルッチ(アルマ・プラマック・レーシング)を交わして3番手に浮上する。
さらにロッシは16周目、10コーナーでロレンソがラインを外し膨らんだすきをついて2番手にポジションを上げ、そのまま2番手をキープしてチェッカーを受けた。2位表彰台はロッシにとって、2018年シーズン最上位。ヤマハが苦手としていたザクセンリンクで、3位に入ったチームメイトのマーべリック・ビニャーレスとともに表彰台に上った。
「今日は(ビニャーレスとともに)表彰台を獲得することができてとてもうれしいよ。チームの仕事にも満足している。序盤からいいレースができたし、ミスは犯さなかった」
2017年、ザクセンリンクではモンスター・ヤマハ・テック3のジョナス・フォルガーが2位を獲得した。ロッシはドイツGP前にこのレースを見なおしたのだという。
「先週、僕は去年のレースをみて、自分に言い聞かせたんだ。『フォルガーはヤマハでいい結果だった。だから僕も同じことをしなければ!』ってね。そして実際、同じ結果(2位)になった。すごく満足しているし、サマーブレイクの始まりにふさわしいよ」
いい流れでシーズン前半戦を終えたロッシ。ポイントランキングでも2番手をキープし続けている。シーズン後半戦で、ロッシが久々の優勝を飾る日も近いか。
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