ヤマハのバレンティーノ・ロッシは、ドイツGPで2位表彰台を獲得。彼はレースに先立ち、昨年のドイツGPでトップを快走したジョナス・フォルガーのレースを研究していたと明かした。
ジルベール症候群に苦しみ、今シーズンを欠場しているフォルガーだが、昨年の母国ドイツGPでは快走。一時はトップを走り、マルク・マルケス(レプソル・ホンダ)を追い詰めた。最終的にはマルケスに引き離され、2位でフィニッシュした。
王降臨。マルク・マルケス、ザクセンリンク9年連続勝利。ロッシ2位
今年のドイツGPは、マルケスが最高峰クラス6年連続、下位クラスを含めればザクセンリンクで9年連続の優勝を達成した。ロッシは、彼から2秒遅れの2位でフィニッシュした。
ザクセンリンクのコース後半は、3本の直線を中速コーナーで繋いだ高速型のレイアウトであり、ロッシはレース後、ヤマハにとっては適していないこの部分に挑む上で、フォルガーのパフォーマンスが参考になったと話した。
「僕にとって、フォルガーの昨年のレースがとても重要だった」とロッシは語った。
「まず第一に、精神的なものだ。僕は昨年ここに来た時にバイクに満足できず、十分な強さがないと感じていたのを覚えている」
「しかしヤマハにとっては難しいトラックだということを知らないフォルガーは昨年、素晴らしいレースをした。マルクと同じレベルで走り、彼とバトルを続けた」
「僕はフォルガーの全てを学んだ。レースの全て、彼のラインを全てを学んだ。彼がどんな風にバイクに乗っていたのか、どんな風にバイクのセットアップをしたのかをね」
ロッシは冗談混じりに「昨年のフォルガーのレースが、僕にとってかなり助けになったと思うので、トロフィーは彼に渡さないといけないかもね!」と付け加えた。
これまでロッシは4度の3位獲得はあるが、ドイツGPの2位は今季ベスト。彼は、パフォーマンスとしてもドイツが今季最高だったという。
「僕にとって今季最高の結果だというだけでなく、僕の(今季)ベストレースだった。とても良いスタートができたからね」
「それがすごく重要だった。僕は6番グリッドだったから、スタートで何人かオーバーテイクしようとしていた」
「その後、30周をうまく走れた。タイヤをセーブしたし、正しいタイミングで正しい場所にいた。ミスをせずに、何台かオーバーテイクできた」
チームメイトのマーベリック・ビニャーレスは、レース序盤に苦戦する典型的な展開。レースの大部分で7番手を走行していた。しかし終盤にペースをあげていき、ロッシと0.6秒差でフィニッシュし、ヤマハファクトリー勢が2台ともに表彰台に上がることになった。
「僕は最後の10周、15周に向けて本当に良く準備していた。だけど実際、7番手を走ることになるとは思っていなかった。もっと前でバトルができると思っていたんだ」とビニャーレスはコメントした。
「現時点では、僕たちは終盤で速く、ポジションを回復できるというフィーリングがある。だから、僕たちは最初から速く走れるように改善する必要がある」
「レース開始時のグリップは非常に低く、ラップを経るごとにそれが改善されていく。正直に言って奇妙だけど、それはそれだ」
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