ルノーF1チームは、2017年に収支報告を発表。ルノーが再び所有権を手にして以来、初めて黒字化したことを明らかにした。
最近公開されたチームの収支報告によると、同チームの収入は昨年大幅に向上したことが示されている。ルノーがチームを取得したのは2016年。同年は大幅な損失を計上したが、それが一転黒字化したというのだ。
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2016年には1億1970万ポンド(約177億9600万円)だった収入は、2017年には1億3630万ポンド(約202億6400万円)に成長。収支も330万ポンド(約4億9000万円)のマイナスから、110万ポンド(約1億6300万円)のプラスに転じた。
レースの成績面で言えば、2015年(当時はロータス・メルセデス)はコンストラクターズランキング6位だったものが、2016年には9位になったため、賞金収入は当然下落している。その一方でスポンサーシップによる収入は増加し、売り上げ向上に貢献した。
またスタッフの人数は511人から606人に増えており、人件費は拡大。しかしながらチームは、組織の改善プロセスの真っ只中にあり、ファクトリーの設備に対する投資も依然として進行中であるという。
チームは今後の投資について、次のように説明している。
「開発を推進するための他の主要なプロジェクト同様に、エンストンのファクトリーの改善を完了するための設備投資が、2018年にも残っている。そして、ルノーがコンストラクターズタイトルを獲得するための、長期計画を強化していく」
ルノーはチーム取得以来、5カ年計画での立て直しを目指している。そして2017年の収支と業績は、当初の予定通り推移しているとルノーは主張している。
「2017年12月31日に終了した事業年度の収支及び業績は、成果と事業計画に大きな改訂が要求されるような内容ではなかった」
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