オートポリスで行われているピレリ スーパー耐久シリーズ2018第4戦「TKUスーパー耐久レースinオートポリス」。ST-Xクラスで今季2度目のポールポジションを獲得した#24 スリーボンド日産自動車大学校GT-Rの藤井誠暢は、決勝に向け今回は仕上がっていると手応えを感じていた。
日産自動車大学校とコラボし、学生たちが授業の一環としてチームスタッフとして働いている#24 スリーボンド日産自動車大学校GT-R。そのため、前回の富士24時間レースは、欠場せざるをえなかった。しかし”復帰戦”となるオートポリス戦の予選では、開幕戦以来となる今季2度目のポールポジションを獲得した。
スリーボンド日産自動車大学校GT-Rが今季2度目のPP|スーパー耐久第4戦オートポリス
セッションを終えた藤井は、予選のマシンパフォーマンスに対しては反省点があったものの、シーズン序盤から課題にしていた決勝で強さを発揮できるマシンセッティングという部分では良い方向にきていると語った。
「第1戦、第2戦と戦ってきて、決勝がすごく辛い状況が続いていたので、今回はその辺を見直してクルマ(のセッティング)を大きく変えて新しいトライをしたら、ロングランに対しては良いかなという感触を得ました。ただ、逆に予選でのパフォーマンスは、少しアンダーステアに悩んでしまう状況でした」
「予選に対しては思ったクルマにはならなかったですが、決勝に向けては良い方向に仕上がっているかなと思います。今回は5時間耐久で長いレースですし、オートポリスはタイヤがキツくなりやすいサーキットなので、(今のセッティングを考えると)決勝に向けては悪くないかなと思います」
とはいえ今季好調のアウディ勢や、今回ウェイトハンデ0kgで臨む#3 ENDLESS GT-Rをはじめ、ライバル勢を警戒。決して余裕があるという様子ではなかった。
「3号車もノーウェイトですし、アウディ勢も速いので、(どこが一番のライバルになるか)分からないですね。みんな平均的に速いと思います。そこはやってみないと分からない部分はあります」
また、今回は日産自動車大学校愛媛校の学生がチームのサポートに入っており、予選の緊迫した状況の中でもテキパキと動いていたのが印象的だった。
校舎がある愛媛県は、先日の豪雨災害に見舞われた地域。学校への被害はなかったそうだが、藤井は「大変な状況の中でも手伝いに来てくれたので、今回のレースはいい形で終わりたいですね」と、愛媛校の学生とともに、決勝での活躍を誓った。
また#24 スリーボンド日産自動車大学校GT-Rは第3戦を欠場したこともあり、トップから48.5ポイント差のランキング6位。逆転チャンピオンを狙う上でも、明日の決勝レースは是が非でも優勝がほしい1戦となる。
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