レッドブルのダニエル・リカルドは、イギリスGPの予選Q3でDRSに不具合が生じ、コンマ数秒のロスに繋がったと語った。
全開率の高いシルバーストンのコース特性は、レッドブルのパッケージには適しておらず、リカルドとチームメイトのマックス・フェルスタッペンは、現実的に考えても最高の予選結果はグリッド3列目を獲得することだと認識していた。
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しかしリカルドは予選Q3のアタック中にウェリントンストレート(ターン5~6の間)でDRSを使用できないというトラブルに見舞われ、彼の苛立ちは余計に増すところとなってしまった。
彼は最初のアタックについて、「Q3ではターン4とターン6でそれを失った」と話した。
「最後のアタックでは彼ら(スタッフ)がそれを解明してくれたけれど、ベストラップだった最初のアタックで使えなかったんだ」
「でも大丈夫だ。少しフラストレーションを感じたけど。原因はわからないし、不利な時間を過ごした」
最後のアタックでは、リカルドはこの問題に対処するために手動でDRSを操作しなければならなかった。
ラップタイムをどれくらい失ったのかと尋ねると、「コンマ数秒だ。でもそれで僕らの状況が良くなるわけではない。少し苛立たしい」と彼は答えた。
「ペースを失っていることをわかっているし、僕らはストレートでも大きなロスがある。DRSを操作しても機能しないことが分かった時は、他の何よりもフラストレーションを感じた」