2018スーパーフォーミュラ第4戦富士。天候がめまぐるしく変わった予選Q3で最初からウエットタイヤを装着していた中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)は、4番手を獲得。レースのことを考えても妥当なポジションにつけられたと語った。
Q1から雨が降ったり止んだりと、各チームとも天候に翻弄された第4戦富士の公式予選。特にQ3は序盤から明暗が別れる展開となった。
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Q3進出の8台中、中嶋を除く7台がスリックタイヤでコースインするが、直後にセクター3を中心に雨が降り出し、あっという間にウエットコンディションに。ウエットタイヤを求めて各車がピットに入っている間に中嶋が1分38秒840をマーク。一番路面上の雨量が少ないタイミングでの計測だっただけに、これポールポジションは中嶋で決まりかと思われた。
しかし、セッション終盤にかけて雨が降っている箇所が少しずつ移動。このコンディション変化が他のドライバーに有利に働き、最終的に中嶋は4番手で予選を終えた。
Q3での路面の雨量について中嶋はこのように振り返った。
「セクター1が割と乾いていて、セクター2と3が結構雨がきていた感じでした。ただタイヤはすぐに温まってしまうので、その後タイムは上がらず……でした。そうしたら段々雨がセクター1側にシフトしてきて、最後はセクター3が水がない状況だったと思うので、そういう(ウエットタイヤを履いた)タイミングでの差はあったかと思いますが、そもそもあのコンディションでニック(・キャシディ)はずっと速かったですからね」
“こればかりは仕方ない”という表情で語った中嶋は、Q3で唯一ウエットタイヤを履いた経緯についても明かしてくれた。
「インターバルで少し雨も降っていましたし、路面が乾いているのか分からなかったので、どうするかな……とは思いましたが、乾いていく方向なら、すぐピットインして交換すれば計測2周はできると思っていました。実際にQ2もそうやって対応していたので、そのままウエットを装着しました」
「そしたら、たまたま雨が降ってきたので、最初はラッキーだとは思いましたが、その雨が(降っている箇所が)ずれてきたので、多分最後にタイムを上げる人はいるだろうなと思いました」
今回は各ラウンドとも荒れ模様の展開となった予選。Q3でも明暗が別れる結果となったが、中嶋は今回の4番グリッドについてはレースのことを考えても妥当なポジションだと語った。
「(この状況下での4番手は)妥当なところだと思います。スタートを考えても2列目にいれたらいいなとは思っていたので、悪くはないです」
「あとはレースペース次第なので、明日の朝、しっかりドライの(マシンバランス等)状況を確認したいなと思っています」
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