フェラーリのセバスチャン・ベッテルは、イギリスGPのフリー走行3回目の後半に首に違和感を感じ、終盤の走行を取りやめた。ベッテルは、この違和感のせいで予選を走ることができるかどうかわからなかったと語った。
予選前に行われたFP3では、ベッテルは終盤に走行を取りやめていたため、最後の予選シミュレーションを行うことができなかった。この時フェラーリは、ベッテルが首に何かしらのトラブルを抱えているとツイッターで説明していた。
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その後予選に出走したベッテルは、Q3でポールポジションを獲得したルイス・ハミルトン(メルセデス)にわずか0.044秒届かず、2番手となった。
ポールポジションを獲ることは可能だと考えていたのかと尋ねられたベッテルは、こう答えた。
「正直なところ、今朝はそうは思っていなかった。予選を走れるのかどうかもわからなかった」
「最後のラップには満足している。ストレートでかなりタイムを失ったように見えた。トウ(スリップストリーム)を使えなかったけれど、(ギャップは)とても小さかった」
「2番手に満足しているし、良いチャンスを掴めるだろう」
また彼は、首の症状が悪化したことにより今回の予選は”最高に楽しいセッション”ではなかったと認めた。しかしレースに向けては、この影響などについて心配していないという。
「ドラマチックなことは何もない。セッションは素晴らしいものだった」
「今朝は予定していたよりも早めに(走行を)終わらせなければならなかったけど、大丈夫だった」
「何が起きるかわからない。少し(首が)凝っていた。でもそれも完全にほぐれた。(レースでは)予選ほどのスピードは出ないだろうし、(明日に向けて)心配していない」
ベッテルは予選Q3の1度目のアタックでトップタイムを記録し、最終セクターで他よりもタイムを稼いでいた。しかし、ハミルトンがセクター1とセクター2で全体ベストタイムをマークしたため、ベッテルはハミルトンに敗れた。
「Q3での最初のアタックにはとても満足していた。セクター3でもう少しタイムを稼がなければならないとわかっていて、2回目のアタックではうまくやれたと思う。でもストレートで少し失ってしまったようだ」
「その理由ははっきりしていない。僕は2回計測したけど、同じだった。最後のアタックでは彼の方が少し良かっただけだ」
「明日はもっと速く走れると自信を持っている。今日は徐々にペースが良くなっていくというのがわかった。僕らとしては、たいていレースは(予選よりも)良くなる」
一方チームメイトのキミ・ライコネンは、最後のアタックでセクター1とセクター3で全体ベストタイムを計測したが、セクター2でタイムを稼ぐことができず、予選結果は3番手となった。
「最初のアタックでは少し間があったので、(セクター2では)多少落ち着いて走ることができた」
「タイムを稼ぐことができていたので、ポジションを上げられると思っていた」
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