富士スピードウェイで行われている2018スーパーフォーミュラ第4戦。自身2度目のポールポジションを獲得したニック・キャシディ(KONDO RACING)は天候に翻弄された予選の中で、どんなコンディションでも自信があると語り、明日は何としても勝ちに行くと意気込んでいた。
今回の予選は各ラウンドごとに雨が降ったり止んだりする難しいコンディションとなり、Q2やQ3でもピットインしてタイヤ交換をするチームが続出するなど大混乱のセッションとなった。
天候に翻弄された予選、最後まで攻め切ったキャシディが今季初ポール獲得
そんな中、Q1で9番手、Q2で3番手タイムを記録しQ3に進んだキャシディはウエットタイヤで1分38秒098を叩き出し、昨年の第6戦SUGO以来のポールポジションを獲得した。
「とても嬉しい。今シーズンは特にスーパーフォーミュラで結果を出すことを目標にしてトレーニングなど準備をしてきていた」
そう、予選後の感想を述べたキャシディ。今回はマシンのセッティングに自信があり、コンディションが変わる中でも大幅なセッティング変更をせずに予選を戦えたことがポイントだったと語った。
「今日は一番難しかったのはセッティングだったと思う。ウエットでもドライでも、どちらのタイヤにする(交換する)というのは簡単だけど、天候に応じてセッティングを合わせるのが難しかった」
「その中で僕はウエットでもドライでも、どちらの状況でもポールポジションを獲れるという自信があった。落ち着いてアタックをすることができた」
「予選中、無線のやりとりでこんなシーンがあった。メカニックたちが色々(セッティング等)変えようとしていたから『すいません、何も変えないでください』って無線で言ったら、メカニックたちが(セッティングを変えずにいけるということに)驚いていた。それくらいクルマに対して自信もあったし、あの時のチームとのコミュニケーションで雰囲気も良くなった」
現在ランキング2位につけているキャシディ。今回のポールポジションで1ポイントを追加しランキング首位の山本尚貴(TEAM MUGEN)との差を10ポイントにした。だが、明日はチャンピオン争いのことよりも、まずは多くのポイントを獲得すること、そして何より自身初となるスーパーフォーミュラでの優勝を成し遂げるべく、全力で臨んで行くと語った。
「現時点ではチャンピオンシップに対してどうか……ということではなく、とにかく自分自身の獲得ポイントを少しでも多くすることに集中したい。今年はオートポリスが中止になってポイント獲得チャンスが減っているわけだから、とにかく明日は自分のできる限りのベストを尽くしたい」
「とにかく勝つことだけに集中して、全力でアタックして行きたい。スーパーフォーミュラではこれまで2位や3位は経験しているけど、優勝はまだないし、とにかく勝ちたい。明日は2位とか3位はいらないから優勝だけを狙っていくつもりでレースをする」
「そのためには、最初の2ラップが重要。そこで後続に対してどれだけ差をつけられるかがポイントになると思う。レースペースには自信があるし、戦略も自信がある。最初の数ラップでライバルに打ち勝つことができれば、チャンスは広がるだろう」
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