トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは、イギリスGPの初日FP1を12位、FP2を13位で終えた。
そのガスリーは、FP1ではアップデート版のエアロパッケージの確認に費やしたという。
ストロール「鈴鹿の130Rも、DRSを開いたまま走ることができるはず」
「今朝(FP1)は新しいエアロパッケージを理解するため、そのテストに集中した。だから、チームのために良いデータを集めることができれば良いと思っていた」
ガスリーはチームのプレスリリースにそう語っている。しかしFP2ではトラブルに見舞われ、貴重な走行時間を失うこととなってしまった。
「午後にはエンジン(パワーユニット/PU)の問題があったため、FP2を早めに終えなければならなかった。残念ながら、多くの周回を完了することができなかったんだ」
マシンのセットアップに満足できなかったと語るガスリーは、2日目以降の巻き返しを誓う。
「現時点では、僕らはこのサーキットではかなり難しいようだ。僕は、このサーキットでうまく働くセットアップを見つけることができず、マシンには完全に満足しているわけではない」
「明日に向けては、やるべきことがたくさんあるんだ」
なお、トラブルが発生したPUは、走行距離をかなり重ねたモノであり、問題が発生しなかったとしても、土曜日に向け交換する予定だったと、ホンダの田辺豊治F1テクニカルディレクターは説明している。
「FP2の残り30分という時点で、ピエールは異常なデータが見られたために、コース脇にマシンを止めなければいけませんでした。しかし、ふたりのドライバーは”金曜日専用”のPUを使っていたため、元々夜の間に載せ替える計画でした」