富士スピードウェイで開幕した2018スーパーフォーミュラ第4戦。ウエットコンディションの中で行われた土曜日フリー走行は、山下健太(KONDO RACING)がトップタイムを記録した。
予選日も朝から雨模様となった富士スピードウェイ。金曜日の専有走行よりも路面上の水の量が多い状態でセッションがスタートした。
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各車ウエットタイヤを履いてコースインするが、千代勝正(B-Max Racing Team)が13コーナー手前でスピン。コース上でマシンを止めてしまい、赤旗中断となった。千代はマーシャルの手を借りて再スタートし自走でピットへ。数分の中断ののち、9時20分から再びグリーンシグナルが点灯した。
昨日に引き続きウエットコンディションでのマシンバランスを確認するため、各車ともに積極的に周回を重ねるが、松下信治(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)がコカ・コーラコーナーでスピンを喫し、さらに開始15分を過ぎたところで小林可夢偉(carrozzeria Team KCMG)がTGRコーナーで止まりきれずにコースオフするなど、このコンディションに悪戦苦闘するシーンも見られた。
そんな中、UOMO SUNOCO TEAM LEMANSの2台はセッション前半は一度もコースインせず。コンディションが変わるのを待っていたのか、開始23分を過ぎたところで、2台揃ってようやくコースインを果たすなど、チームによっては異なるアプローチをしているところもあった。
セッション前半で速さを見せたのは石浦宏明(JMS P.MU/CERUMO・INGING)。1分39秒521でトップに浮上。開始30分を過ぎると、ニック・キャシディ(KONDO RACING)、塚越広大(REAL RACING)など前日の専有走行でも速さを見せていたドライバーが、徐々にポジションを上げていったのが印象的だった。
路面の水の量が少なくなり始めてきた残り15分に松下が1分39秒506を記録、直後に塚越広大(REAL RACING)が1分39秒380でトップに浮上。これを皮切りに各車続々とタイムを更新していく。
残り10分になると野尻智紀(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が1分38秒614をマークし上位陣は1分38秒台に突入。チームメイトの松下も残り5分を迎えるところで1分38秒598でトップに浮上し、セッション終盤にきてDOCOMO TEAM DANDELION RACING勢がワンツーを独占する。
残り5分を切ると、ウエットコンディションでの予選シミュレーションなのか、さらにタイム更新が目立っていく。最終的に山下健太(KONDO RACING)が1分37秒319でトップに浮上しセッションを終えた。2番手には野尻、3番手には関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)が続いた。
最後まで路面が乾くことなく、終始ウエットタイヤでの走行となったが、それでもトップ10台が1秒以内にひしめく混戦となった。
天気予報ではこれから回復傾向にあり、午後の予選はドライコンディションになる可能性もあると見られている。予想がつかない予選タイムアタックバトルが展開されそうだ。
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