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スポーツ 2018.7.4

F1&LMP1テイスト満載のスーパーフォーミュラ次期マシン『SF19』が富士スピードウェイでシェイクダウン

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 スーパーフォーミュラ2019年シーズンから導入が予定されているダラーラ製の新型マシン『SF19』のシェイクダウンテストが7月4日、富士スピードウェイで行われた。ドライバーはDOCOMO TEAM DANDELION RACINGの野尻智紀が担当。朝から雨のウエットコンディションながら、大きなトラブルもなく午前のセッションを終えた。

 世界的にみてもF1に次ぐ高性能フォーミュラカーとして知られる、スーパーフォーミュラの現行マシン『SF14』。『クイック&ライト』のコンセプトのもと、大きなダウンフォースを得て旋回するSF14のコーナリング速度はF1の下位チームのマシンにも匹敵するとも言われ、エンジンとヨコハマタイヤの高パフォーマンスによって、SF14は世界から多くのドライバーが乗りたがる注目マシンとして評価が高かった。

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 そのSF14の5年ぶりの後継機となる『SF19』。同じダラーラ製で、『クイック&ライト』のコンセプトも踏襲。開発については昨年10月のスーパーフォーミュラ第7戦鈴鹿の際に来日したダラーラ社のアンドレア・ポンレモリCEOが以下のように話していた。

「SF19では空力の改善が大きなテーマとなっています。F1の空力を反映させ、特にスーパーフォーミュラのスペクタクル性を向上させるためにもオーバーテイクのしやすいクルマを目指しています。具体的にはダウンフォースを上面から増やすのではなく、フロア、下面からのダウンフォース量を増やすことで後続へのタービュランスを減らす狙いがあります」とポンレモリCEO。SF19は外観のフォルムだけでなく、フロアやマシン下面でのダウンフォースアップを開発のメインテーマに備え、製作が進められてきた。

 そのSF19がいよいよ、イタリアでのチェック走行を経て、日本の富士スピードウェイで報道陣に初お目見え。マシンは今季もハースF1チームの『Haas VF-18』の開発を手がけるダラーラ製らしく、F1の最新空力トレンドが各所にちりばめられていた。

 ダラーラ製らしい湾曲したフロントノーズとサイドポッド形状、フロントウイング先端はF1と同じU字型に湾曲し、ノーズの両サイドにはカモメ・ウイングと呼ばれるミニウイングを搭載。フロントサイドポッド前には大きなポッドウイングを備え、ノーズ下のフロアフロントの両サイドにはトンネル形状が設置。下面でダウンフォースを稼ぐ狙いが見られるだけでなく、F1でもトレンドになっているフロントタイヤ後部からのエアフローに、かなりの神経が使われているのが伺える。

 マシン後部では、今年のF1からは見た目の問題で使用禁止となったが、SF19では見栄えを良くした小さめのシャークフィンを採用。さらにF1だけでなくル・マンのLMP1でも採用されているLEDテールランプをSF19のリヤウイング翼端板の後部、エンドプレートに設置し、視認性だけでなくビジュアル的な魅力も備えた。



 当日は朝から雨が降りしきるウエットコンディションながら、今回のシェイクダウンテストではホンダ製のHR-417Eエンジンを搭載。ヨコハマタイヤのSF19用の幅広ウエットタイヤ(フロント左右10mmずつ)を装着したマシンが20周を走行。セッション中盤からは雨も弱まったが、最後までウエットコンディションの中、ドライバーはDOCOMO TEAM DANDELION RACINGの野尻智紀が務め、メンテナンスもTEAM DANDELION RACINGが担当。大きなトラブルもなかったようで、午前のセッションを終えている。

 シェイクダウンテストは2日間行われる予定で、今週末のスーパーフォーミュラ第4戦富士ではSF19のデモランも予定されている。高評価を得ているSF14の後継機だけに、日本だけでなく世界的にも注目を浴びるSF19。日本のモータースポーツのさらなる発展の一翼を担うマシンだけに、これから序々に明らかになっていくその素性とポテンシャルが楽しみだ。



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