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スポーツ 2018.6.27

ホンダF1「レッドブルと働くのは、大きなプレッシャーだが楽しみでもある」

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 来季からレッドブルにパワーユニットを供給することを発表したホンダ。そのホンダのモータースポーツ部の山本雅史部長が、フランスGPの際に契約が決まった経緯、そして現在の状況などについて語った。


 山本部長曰く、レッドブルと組む最大の理由は、”勝ちに行けること”だという。

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「レッドブルと組む大きな理由のひとつは、”勝ちに行ける”ということでした」


「ホンダがモータースポーツをやる限りは、勝ちにいかなきゃいけません。なので弊社の経営陣には、レッドブルとやることによって、勝ちに行くことができるということを説明し、まずはそこを理解してもらいました」

 そう山本部長は説明する。

「勝ちに行くためには、レッドブルはベストチョイスだと思いました。(ヘルムート)マルコ(レッドブルのモータースポーツ・アドバイザー)さんとミーティングをしていく中で、レッドブルはモータースポーツに対してすごく純粋に取り組んでいるかというのを知ることができ、勝つためにどうするかという想いにも共感することができました」

「彼らと話していく中で、我々もすごく満足できました。当然プレッシャーも多いですが、一緒にやることに大きな意義があると思ったので、合意に達することができました」

 ホンダは今季からトロロッソへのパワーユニット供給を始めた。これも、来季以降大きく役立つと山本部長は考えている。

「来季からは2チーム4台にパワーユニットを供給することになります。つまりレッドブル・グループの全車にパワーユニットを供給できるということです。このグループにはレッドブルとトロロッソがあって、両チームはすごく良い関係です。そこに我々が加われば、密度が濃いレースを運営することができると思いました」

「メルセデスやフェラーリは、ワークスチームを一番大事にしていると思います。カスタマーチームとどのくらい協力しているかは分かりません。でも我々はレッドブルとトロロッソを目の前で見るので、競争力高く、データを見ることができると思います」

 ホンダがレッドブルと締結したのはMOU、つまり基本的な合意書である。その詳細は、今後数カ月間にわたって議論が行われ、整えられるという。

「レッドブルとの契約な中身の詳細については、これから詰めていきます。現時点では、まずはパワーユニットを供給し、来季から2年間チャンピオンシップを目指してタッグを組むというMOUを結びました。今後数カ月の間に、細かいところを整えます」

 レッドブル・ホンダ1年目となる2019年。その目標について山本部長は「今よりも悪くならないこと」と答えた。

 ”来季いきなりタイトルを狙えるか?”という報道陣からの問いかけに、山本部長は次のように語った。

「まだまだパワーユニットをアップデートしていかなきゃ、それは難しいと思います。そしてレッドブルと手を取り合いながら、みんなで頑張らないと……来年いきなりチャンピオンというのは、難しいでしょう。気持ちは高まっていますが、現実的には難しいです。ただ、そこは努力していきたいと思います」

「レッドブルが今年よりも悪くならないようにしなければならないし、確実にルノーを超えるというのが、我々の目標です」

「今、メルセデスとフェラーリ(のパワーユニット)が、ほぼ互角だと見ています。そのあと3番手にルノーがいて、そこから近い所にホンダはいると思います。でも4番目です。確実にルノーを抜くためには、あと数十kW出力を上げる必要があると思っています」

 レッドブルにパワーユニットを供給することは、ホンダにとっては大きなプレッシャーであり、また楽しみでもあると山本部長は語る。

「みなさんもご存知の通り、レッドブルが作り出すシャシーは、今のF1界ではトップクラスだと思います。そこにパワーユニットを供給すると決めたのは、大きなプレッシャーです。しかし社内では皆、レッドブルをリスペクトしています。そういう意味では、楽しみでもあります」

 カナダで投入したアップデート版のパワーユニットは威力を発揮し、トロロッソのポジションを押し上げることに成功した。今後さらなるアップグレードが準備されているというが、これはマイナーチェンジになると山本部長は説明する。

「今年のアップデートのメニューは、すでに概ね決めています。ですので、(シーズン)後半は来年に向けた開発にシフトしていきます。エンジンは年間3基までしか使えませんから、アップデートするタイミングも限られているんです」

「次のアップデートは、マイナーチェンジだと思っています。開発部門には、来年レッドブルと組むための開発に専念して欲しいと思っています」

 前述の通り、来季からホンダ製パワーユニットを搭載するF1マシンは、2チーム4台ということになる。となれば当然日本人ドライバーの起用も期待したいところだ。

 これについて山本部長は、次のように語った。

「もちろん、ホンダの希望としては(日本人ドライバーを)走らせたいです。でも、まずはスーパーライセンスを獲らなきゃいけませんからね」

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