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スポーツ 2018.6.27

フォルクスワーゲンのEVレースカーがパイクスピークで総合記録を更新

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独フォルクスワーゲンは6月24日、米コロラド州で行われた第96回パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライムに、EVレースカー「I.D. R パイクスピーク」で出走し、記録を更新したと発表した。

標高2800mのスタート地点から4300mのゴールまで、19.99kmのコースに156のコーナーが連続するパイクスピークヒルクライム。ガードレールもない正真正銘の崖っぷちで繰り広げられる過酷なレースだ。そこでI.D. R パイクスピークは、2013年にセバスチャン・ローブが記録したタイムを16秒上回り、7分57秒148というタイムを打ち立てた。従来のEVレコードを1分近く更新したばかりか、あらゆるマシンの中で初めて7分台という未知の領域に到達する快挙となった。

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I.D. R パイクスピークは、ツインモーターで駆動し、680馬力を発生。車重は1100kg以下に抑えられている。巨大なリアウイングは、空気が薄い環境下で起こるダウンフォースの損失に対応したものだという。

ステアリングを握ったのは、このレースの優勝経験もあるロマン・デュマ。「マシン、ドライバー、そして天候まですべての条件が完璧だった。ありえない程のタイムとともにフォルクスワーゲンや自分の名前が載っていることが信じられない。このマシンは今までドライブしたどのマシンよりも印象的だ」という彼のコメントからも偉業の重みが伝わってくる。

プロジェクトがスタートしたのは昨年10月というから、フォルクスワーゲンはわずか250日程でこの恐るべきEVレーサーを完成させたこととなる。開発者の情熱と技術力の高さには驚嘆するほかないだろう。

今後フォルクスワーゲンはEVラインナップ「I.D.」を順次市場投入していく予定で、まずはI.D. R パイクスピークが露払いとして最高の役割を果たしたことになる。

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(carview! 編集部)

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