SMPレーシングの11号車をドライブしたジェンソン・バトンは、初めてのル・マン24時間レースをリタイアで終えた。しかし他チームと戦えたことをふまえて、それほど悪いレースではなかったと振り返った。
レース開始から序盤の8時間、SMPレーシングの17号車は独走するトヨタ2台の後ろで、レベリオンと3番手争いをしていた。しかし夕暮れを迎えた頃、ポルシェ・カーブで姉妹車の17号車がスピンし、タイヤバリアにクラッシュしてしまった。
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バトン、ヴィタリー・ペトロフ、ミカエル・アレシンがドライブする11号車は早い段階で電気系のトラブルに見舞われており、2時間以上の作業を終えてトップから40周以上の遅れでコースに復帰していたため、チームにとって表彰台獲得の可能性は、17号車がリタイアした段階で失われていた。
走行を再開した後は順調に走行を重ねていた11号車だったが、バトンがフィニッシュを目指してドライブしていた残り1時間のタイミングでエンジンブローに見舞われてしまい、レースをリタイアすることになった。
「45周分も犠牲にしてしまったトラブルがあったことを残念に思う。厳しい戦いだった。何としてもフィニッシュしたいと思いながら、それ以外の21時間ではプッシュしていたんだ」とバトンは話した。
「ヴィタリー、ミカエル、そして僕自身は良い仕事をした。マシンを懸命にプッシュしたけど、それほどハードではなかった。終盤、僕らにはエンジントラブルが起きてしまい、残念だった」
「だけど全員がこのレースから多くのことを学習できたと思う」
またバトンは、SMPレーシングがレベリオンと戦うことができたということは、シーズンの残りのレースに向けた良い兆候であったと話した。
「チームはこれまでもそうしてきたように、ここに来るために素晴らしい仕事をした」
「ペースや戦略の面では、レベリオンに勝負を仕掛けることができていたはずだ。ここル・マンでの初めての経験としては、それほど悪くはなかったと思う。ただ僕らは、自分たちのミスから学ばなければならない」
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