WEC(世界耐久選手権)の2018/2019スーパーシーズンの第2戦、ル・マン24時間レースが6月13日にサルトサーキットで開幕した。初日の予選1回目を終え、8号車のTOYOTA TS050 HYBRID(セバスチャン・ブエミ/中嶋一貴/フェルナンド・アロンソ)が暫定トップ。トヨタの7号車(マイク・コンウェイ/小林可夢偉/ホセ-マリア・ロペス)も2番手につけ、TOYOTA GAZOO Racing勢がワンツーを独占した。
現地時間の16時00分に、まずは4時間のフリー走行セッションがスタート。今回エントリーしている60台のマシンが続々とコースインしていった。その中でもLMP1クラスは予想通りTOYOTA GAZOO Racing勢が順調な走りをみせ、2台揃って50周以上を走破。7号車が3分18秒718でトップにつけると、セッション終盤に8号車も3分19秒275をマークし、2番手に食い込んだ。
LMP1プライベーターはトヨタに太刀打ちできるか? ドライバーによって、様々な反応|ル・マン24時間
夕暮れとなった22時から予選1回目がスタートすると、TOYOTA GAZOO Racingの2台が頭一つ抜け出る速さを発揮。中嶋が駆る8号車が3分17秒270でトップタイムを記録すると、小林が乗り込む7号車も0.107秒差で2番手につけた。3番手には17号車SMPレーシングのステファン・サラザンが3分19秒483を記録するも、トヨタ勢とは2秒以上の遅れをとってしまう。
各車が一通りタイムを出したところでLM-GTE Proクラスの91号車ポルシェ911RSRがダンロップシケインでコースオフし、スローゾーンが設置された。その後、開始1時間のところでもスローゾーンが設けられる場面があったが、大きな混乱はなくセッションは進行した。
トヨタ勢はその後定期的にドライバー交代を行い、セッション中盤にはアロンソが8号車に乗り込み、初のル・マンでナイトランを担当した。
結局、各車ともセッション序盤に記録したタイムがこの日のベストとなり、現地時間の深夜0時にチェッカーフラッグ。トップが8号車、2番手に7号車のTOYOTA GAZOO Racing勢が上位を独占し、3番手に17号車のSMPレーシングがつけ、アンドレ・ロッテラーが乗る1号車レベリオン・レーシングは4番手となった。また、ジェンソン・バトンが乗る11号車SMPレーシングは7番手につけた。
LMP2クラスは48号車IDEC SPORTが3分24秒956でクラストップ。ロイック・デュバルが乗る28号車TDS RACINGが0.284秒差の2番手につけている。
フェラーリ、コルベット、フォード、BMW、ポルシェ、アストンマーティンの6大ワークスが参戦し注目を集めているLM-GTE Proクラスは91号車ポルシェ911RSRが3分471秒504でトップ。LM-GTE AmクラスはDENPSEY-PROTON RACINGの88号車ポルシェが3分50秒728でクラストップにつけている。
現地時間の14日に予選2回目と予選3回目が行われ、そこで決勝のグリッドが決定される。
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