日産自動車は、「GT-R NISMO」をベースにFIA(国際自動車連盟)GT3レギュレーションに対応したレースカー、「GT-R NISMO GT3」の2018年モデルを販売すると発表した。
メーカーが販売する市販車ベースの車両によって戦われるGT3レース。他カテゴリーに比べ参戦への敷居が低いこともあり、グローバルにその人気は高まっている。各メーカーがこぞって競争力の高いマシンを用意しているなか、日産が2012年に投入したGT-R NISMO GT3は、これまで数々のレースでチャンピオンに輝き、そのポテンシャルの高さを証明してきた。
今回発表された2018年モデルは、従来モデルが多くのレースに参戦するなかで得たデータをフィードバックし、競争力を向上。具体的にはエンジンを150mm後方へ移動するとともに搭載位置を下げることで、重量バランスを改善した。さらに前後サスペンションもセッティングを見直し、コーナリング性能を高めたほか、エンジンのドライサンプ化により低重心化と潤滑性能の強化が図られている。そのほかにも、メンテナンスサイクルの延長やブレーキの耐久性アップ、さらにはオプションでエアコンが装着可能となるなど改良点は多岐にわたる。
開発にあたっては、昨年4月から日本も含め全世界で走行テストを実施し、NISMOのオフィシャルパートナーチームの参加もあり、その走行距離は30,000kmにも及んでいる。そして、実戦投入されたモデルは参戦初年ながら、早くもSUPER GT(GT300クラス)で3位表彰台を獲得するなど、その戦闘能力の高さを証明している。
2018年モデルのGT-R NISMO GT3は来年1月メドに受注生産開始となる。価格は税抜6,000万円と高価だが、プロからアマチュアまでどのようなドライバーにも扱いやすいレースカーに仕上がっているという。新しいGT-R NISMO GT3の投入により、GT3カテゴリーがさらに熱気を帯びることになりそうだ。
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