世界三大レースのひとつであるル・マン24時間耐久レース参戦を目標に掲げる新チーム『ガーデンクリニックレーシングチーム(G.C.R.T)』が発足し、2018年のインタープロトシリーズに参戦する。ドライバーに全日本スーパーフォーミュラ選手権やスーパーGTを戦う関口雄飛、エントラント代表兼監督には黒澤琢弥が起用されている。
“手のぬくもりが伝わる本物の医療”をモットーに国内外で10医院以上を展開するガーデンクリニックグループが立ち上げたG.C.R.T。
スーパーフォーミュラ:ITOCHU ENEX TEAM IMPUL 2018年第3戦SUGO レースレポート
グループの院長でチームのオーナーである大庭英信はこれまでスポンサーとしてモータースポーツに参画してきたが、「モータースポーツの面白さ、楽しさをより多くの人に伝えたいという想い」があり、チーム結成に至ったという。
先に述べたようにチームの最終的なゴールはル・マン参戦。そのゴールに到達するべく、まずはインタープロトシリーズやフェラーリチャレンジ、各耐久レースなどに参戦していく。
このうちインタープロトについては、エントラント兼監督に黒澤、ドライバーに関口とジェントルマンドライバーとして大庭が参戦する。
「大庭先生とは、僕が2011年全日本F3選手権チャンピオンになった年のマカオGP参戦を応援して頂いた時からのお付き合いです」と関口。
「これまでもドライビングコーチをさせて頂いたりしてきましたが、大庭先生が本格的にレース参戦を決意され、ル・マン24時間耐久レース挑戦を目指すとのことなので、今度は僕が先生の夢を叶えるために協力させて頂きたく思いました」
「今年はまずインタープロトシリーズでチームメイトとして参戦し、近い将来、一緒にル・マン24時間耐久レース参戦を目指したいと思っています」
チーム代表兼ドライバーである大庭は「ル・マン24時間耐久レースは世界中のレースを愛する人にとって最大の夢であり、そこに挑戦する準備として、まず我々のチームは今年、インタープロトシリーズに参戦することとしました」とコメントしている。
「僕自身、ドライバーとしてスキルを学ぶのにはインタープロトシリーズが最適なカテゴリーだと思いますし、友人であり日本を代表するレーシングドライバーのひとりである関口雄飛選手と組んでの参戦は、夢への大きな第1歩になるはずです」
■2018 年度インタープロトシリーズ参戦概要
チーム名:ガーデンクリニックレーシングチーム(G.C.R.T)
チーム代表:大庭英信
エントラント代表兼監督:黒澤琢弥
ドライバー(プロ):関口雄飛
ドライバー(ジェントルマン):大庭英信
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