フェラーリのセバスチャン・ベッテルは、フェラーリの育成ドライバーであるシャルル・ルクレール(ザウバー)への”過大評価”は間違いなく正しいものであると主張した。
FDA(フェラーリドライバーアカデミー)出身のルクレールは、2016年にGP3、2017年にFIA F2を制し、今年F1にステップアップを果たした。彼は現在もフェラーリと密接な結びつきを持っている。
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ザウバーで難しいシーズンスタートを切ったルクレールだが、アゼルバイジャンGPで6位に入賞し今シーズン初入賞を果たすと、続くスペインGPでもポイントを獲得した。
フェラーリの現役ドライバーであるベッテルに対し、motorsport.comがルクレールについて尋ねたところ、彼は「ルクレールへの”過剰な評価”は間違いなく正しいものだ」と答えた。またルイス・ハミルトン(メルセデス)も、「彼にはここ(モナコ)で素晴らしいことを成し遂げるだけのポテンシャルがある」と語った。
「もし彼が大きく宣伝されなかったら、誰がそうされるべきなのか僕にはわからない」とベッテルは話した。
「こうやってあらゆるカテゴリーを経験して、今ここにいるんだ」
またベッテルは、将来的にルクレールがフェラーリでドライブできない理由はないと考えており、「これまでのレースでは、(ルクレールは)自身のチャンスを利用できていた」と述べた。
「彼は入賞できる力のないマシンでポイントを獲得したのだから、自分自身にできることを全てやっている」
一方ハミルトンもメルセデスと共にジュニアカテゴリーをチェックしているというが、ルクレールの成長にも目を向けているという。
「この数年で彼が成し遂げたきたことというのは素晴らしいものだ」
「F1はスポーツの最高峰であるはずだし、世界中からベストなドライバーが集まってくる。でも正直なところベストなドライバー、つまり世界の中で100%最高のドライバーがいるとは言えないこともあるだろう」
「だから本当に才能のある子供が成功するというのはとても良いことだ。それによって自分の道を切り開くことになる」
「彼にはここで素晴らしい結果を出すポテンシャルがある。F1にやってきた全ての子供たちがそうだったとは言えないだろう」
「費用のかかるスポーツだし、最も才能があるドライバーがいつもお金を持っているというわけではない。だけど本当に才能のあるドライバーを見れるというのは良いことだ。彼がベストを尽くせるよう願っている」
そしてベッテルとハミルトンという4度のタイトル獲得を獲得した両ドライバーに対して、ルクレールへどのようなアドバイスをするのか尋ねた。するとベッテルは、「なんとかやっていくこと、そしてそれを楽しむこと」だと語った。
「僕たちがドライブしているマシンは、世界で最も速いものだ。そういうものを期待しているし、時々聞こえる”ノイズ”を求めているのではない」
「なぜ自分がここにいたいのかを(自分自身が)わかっていることが重要だ。自分にとって本当に大切なことに心を向けるべきだ」
「それ以外のことは、それほど心配するようなことではない」
またハミルトンは、次のように答えた。
「最も重要なことは、地に足をつけて現実を見ること、家族の近くにいること、そしてドライブを楽しむことだ。あまり真剣に考えすぎてはいけない」
「良いものであれ悪いものであれ、これから経験するあらゆるものが、新しいことを学ぶということに繋がる。そしてそれは、自分がどういう人物であるのかということの一部にもなる」
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