昨年のMoto3クラス王者であり、今季はMoto2クラスに参戦しているジョアン・ミルは、来季早くもMotoGPデビューを果たすかもしれない。彼と契約を交わすのは、スズキとなる可能性が高いようだ。
MotoGPではホンダのバイクを使用しているマルクVDSチームに所属し、Moto2クラスを戦っているミル。彼とホンダはプレ契約を結んでおり、ホンダがオプションを行使した場合、ミルがダニ・ペドロサに代わってワークスチームのレプソル・ホンダに加わることになっていたようだ。
【MotoGPコラム】”鉄は熱いうちに打て”。ジョアン・ミルの可能性にメーカーから熱視線
しかし、ホンダはオプションを行使しないことを決定。木曜日にプレ契約の期限を迎えた。
ホンダの他にも、スズキやドゥカティがミルに興味を持っており、現段階でスズキが彼との契約に最も近い立場にあるようだ。
契約はまだ締結されていないものの、ミルはスズキと2年契約を交わし、アンドレア・イアンノーネに代わってアレックス・リンスとコンビを組む可能性が高い。
もしそうなれば、ミルはMoto2を1シーズンだけ戦い、スズキからMotoGPにデビューすることになる。キャリアの歩みとしては、2015年にMotoGP昇格したマーベリック・ビニャーレス(現ヤマハ)と酷似している。
ミルのステップアップが決まれば、ライダー市場にも大きな動きが生まれることになる。まずはイアンノーネのスズキ離脱が発表されるだろう。彼はアプリリアにとって、スコット・レディングに代わる強力なライダー候補となる。
逆にペドロサはレプソル・ホンダでの14年目のシーズンを過ごすことになるはずだ。そして、スズキ移籍の噂があったホルヘ・ロレンソにとっては選択肢が減ったことになる。ドゥカティで苦戦している彼は、まだ契約延長に至っていない。
もしロレンソがドゥカティを離れることになれば、プラマック離脱が決まっているダニーロ・ペトルッチがドゥカティワークス加入の最有力候補となる。ジャック・ミラー(プラマック)のチームメイトには、現在Moto2クラスポイントリーダーのフランチェスコ・バニャイヤが昇格することが決定している。
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