レプソル・ホンダのマルク・マルケスは、フランスGPのFP3終盤にダンロップシケイン(ターン3~ターン4)で転倒してしまったが、それ以降はこのシケインを通過する際に慎重になっていたと明かした。
FP3の終盤、マルケスはダンロップシケインでこの週末最初の転倒を喫した。そして決勝レースでは、同じくダンロップシケインを半分ほど通過したところでフロントタイヤのバランスを崩しかけるも、彼は肘を使ってバイクの体勢を保ち続けた。
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レース後、マルケスは「あの時は、FP3でクラッシュした時のような状況だった」と振り返った。
「あのクラッシュのおかげで、僕はレースでクラッシュを免れることができた」
「というのもターン3でクラッシュして以降、レースを通して僕はそこを通る時に常に慎重になっていたんだ。とても厳しかったし、僕の肘はまるで棒のようだった」
「フロントタイヤのコントロールを失った時、肘をついてバイクを起こしたんだ」
マルケスがターン3でバランスを崩したのは先頭を走っている時であったが、そのコンマ数秒後ろからはダニーロ・ペトルッチ(プラマック)が迫っていた。ペトルッチは、マルケスがバランスを崩した瞬間には、優勝争いにおいて”一縷の望み”があったと話した。
「マルクの後ろを走っていて、良い気分だったとは言えない。だけどギャップを保つことができて、あまりリスクを負うこともなかった」
「ターン3で彼がフロントのコントロールを失ったのを見て、彼にはトラブルがあるのかもしれないと思ったんだ。でもその後にはレコードラップを走っていた」
アンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)やヨハン・ザルコ(テック3・ヤマハ)が転倒してレースをリタイアした後、マルケスの優勝を脅かしたのはペトルッチだった。彼は最終的に1秒のギャップが開くまで、マルケスの後方0.5~1秒以内を走っていた。
そのマルケスは、ペトルッチを引き離すまでに予想以上に時間がかかったことを認めた。
「僕はプッシュしていて、(1分)32秒3や32秒4をマークし始めた頃、”彼(ペトルッチ)のペースが落ちるだろう”と考えていた」
「だけ彼は後ろについてきて、プッシュしているのが見えた。僕はあれ以上大きなギャップを作ることはできなかった」
「(ギャップの)ターゲットは2.5秒だった。というのもそれだけの差があれば、うまくマネージメントできるからだ。でも彼は1秒、1.1秒、0.9秒と近づいてきたので、それだけのギャップを築くことは難しかった」
「最終ラップになっても僕のタイヤには問題はなかったけど、彼のタイヤは少しタレていたと思う。だからそれまでよりも大きなギャップを築くことができたんだ」
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