鈴鹿サーキットで開催されているスーパーGT第3戦。#23 MOTUL AUTECH GT-Rの松田次生は、決勝ではポイントの獲得を目指していくと語った。
ポイントリーダーとして今回の予選に臨んだ#23 MOTUL AUTECH GT-R。しかし、予選では予想以上のハイペースにのまれ、Q1でノックアウト。最後尾の15番手で決勝を迎えることになった。
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「アタック自体は決して悪くはありませんでした」
予選後、松田はそうセッションを振り返った。実際、公式練習の時点で想定していたタイムは出せていたという。
「公式練習は1分46秒9で11番手だったので、Q1は46秒台前半いければいいかなと思って走っていて、想定タイムは出せました。ただ、予想以上にみんなの(タイムの)上がり幅が大きかったです」
松田が記録したQ1タイムは、1分46秒306。昨年までのGT500クラスのコースレコードを1秒上回っている。しかし、Q1進出のために必要だったのは1分45秒9以上。これまで8月に開催されていた鈴鹿ラウンドとは、スピードレンジがまるで違ったのだ。
加えて、ポイントリーダーの#23 MOTUL AUTECH GT-Rは唯一、燃料流量リストリクターでのパワー制限を受けている。国内サーキットの中でも全開区間が長い鈴鹿サーキットにおいて、そのハンデは思った以上に大きかったようだ。
「今のスーパーGTは結構僅差なので、ウエイトを積んで燃リスの制限が入ると、今までとは違って楽じゃないなと感じました」
「ストレート区間で時速3~4km負けているので、軽いクルマと比べると相当ハンデが効いてきてつらかったです」
三重県桑名市出身の松田にとって鈴鹿はホームコースだということもあり、風がかなり冷たい中でも、キッズウォークの時間ギリギリまでファンと触れ合っていたのが印象的だった。決勝に向けたタイヤ選択を行っていたこともあり、彼の表情は暗くなくポイントを上積みすることを目標にすると意気込んでいた。
「明日の決勝は良い方向に行くと思います。結構硬めのタイヤなので、今日の気温くらいだったら良い感じになると思います」
「目標はとりあえずポイントを獲ることなので、10位以内を目指してひとつひとつ順位を上げられるように頑張ります」
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