インディカー・シリーズ第5戦インディカーGPが、インディアナポリス・モータースピードウェイのインフィールドセクションとオーバルコースを組み合わせたコースを使って行われ、チーム・ペンスキーのウィル・パワーが優勝を果たした。この勝利は、チーム・ペンスキーにとってインディカーでの200勝目という記念すべき1勝となった。
2位にはチップ・ガナッシのスコット・ディクソン、3位にはルーキーのロバート・ウィッケンス(シュミット・ピーターソン)が入った。
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ポールポジションからスタートしたパワーはポジションを堅持。ウィッケンスを2番手に従えて走行していた。しかしパワーは、硬い方のタイヤであるブラックタイヤを装着した際にペースを上げることができず、ウィッキンスの先行を許してしまうばかりでなく、柔らかいレッドタイヤを履くセバスチャン・ブルデー(デイル・コイン)の脅威に晒される。
2度目のピットストップを終えた時点でも、ウィッケンスがリードを守っていた。しかし、今度は履くタイヤが逆。レッドタイヤを履くパワーは徐々にウィッケンスを追い詰め、51周目のターン1で首位を取り戻すことに成功した。
55周目、ブルデー攻略を狙っていたペンスキーのジョセフ・ニューガーデンがターン12でスピンし、ストールしてしまった。これにより、フルコースイエローコーションが宣言される。
レースの最後まで燃料がもつのか……微妙なタイミングではあったものの、この間に各車がピットイン。パワーが先頭のままコースに復帰し、ウィッケンスが2番手を維持した。
素晴らしいピットストップとなったのはディクソンだった。ディクソンはこのピットインにより、ブルデーやアレクサンダー・ロッシ(アンドレッティ)、エリオ・カストロネベス(ペンスキー)、ジェームス・ヒンチクリフ(シュミット・ピーターソン)らの前に出ることに成功。一気に3番手に躍り出ることになった。
そして64周目、ディクソンはウィッケンスを攻略して2番手に浮上。ポジションを落としたウィッケンスは、ロッシの攻撃を受けることになった。
残り10周、コースには雨が落ち始める。それまでにディクソンは首位パワーに1秒差まで接近していたが、雨が降り始めるとその差は徐々に開き、結局2.2秒の差をつけてパワーがトップチェッカーを受けた。
この勝利は、ペンスキーにとってインディカーでの通算200勝目という記念すべき1勝となった。
2位にはディクソン、3位にはウィッケンスが入った。以下ブルデー、ロッシという順だった。
レイホール・レターマン・ラニガンの佐藤琢磨は、レース終盤に10番手に上がり、この位置でフィニッシュを果たした。佐藤のチームメイト、グラハム・レイホールは9位だった。
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