ヘレスのアンヘル・ニエトサーキットで行われたMotoGP第4戦スペインGP。レース明けの7日(月)、同地にてテストが行われ、テック3・ヤマハのヨハン・ザルコがトップタイムを記録した。
このテストに参加したのは合計で17名。ドゥカティ、スズキ、アプリリアのワークス勢6名、ダニーロ・ペトルッチ(プラマック)、カレル・アブラハム(アンヘル・ニエト)、ハフィス・シャーリン(テック3・ヤマハ)らは欠席となった。
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今回のテストでは、ライダー達はミシュランが供給した新しいソフトのリヤタイヤを試すことになった。
8時間にわたって行われた今回のテストでは、まず序盤の2時間にティト・ラバト(アビンティア)、マルク・マルケス(レプソル・ホンダ)、マーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)らがトップタイムを更新し合うも、カル・クラッチロー(LCRホンダ)が彼らを上回るタイムを残した。
クラッチローは自身が記録したタイムを更新するも、ザルコがさらにそれを上回った。この時点ではザルコが1分37秒937とこのテストで初めて1分37秒台をマークした。
最後まで上位2名は変わらず、ザルコは最終的に1分37秒730というこのテストの最速タイムを計測した。このタイムは、スペインGPの予選でクラッチローが記録したコースレコードからわずか0.077秒落ちのタイムだった。
3番手にはダニ・ペドロサ(レプソル・ホンダ)、以下ビニャーレス、5番手にマルケスと続いた。レプソル・ホンダはこのテストで新しいフェアリングを試しており、マルケスは3種類のフェアリングを使用していた。
テクニカル面の改善に取り組むと語っていたバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)は10番手。トップのザルコとは0.943秒差だった。KTMはブラッドリー・スミスが11番手、ポル・エスパルガロが12番手で、スペインGPにもワイルドカードで参戦したテストライダーのミカ・カリオが14番手だった。
ルーキー勢は、フランコ・モルビデリ(マルクVDS)はマルケスからわずか0.6秒差の6番手、中上貴晶(LCRホンダ)は8番手でテストを終えている。トーマス・ルティ(マルクVDS)はクラッシュにより赤旗の原因を作ってしまったこともあり15番手、ザビエル・シメオン(アビンティア)が16番手だった。
なおスペインGPのMoto2にワイルドカードで参戦したアンドラ人ライダーのザビエル・カルデルスが、アビンティアのテストライダーとしてテストに参加。17番手タイムを計測した。
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