フォースインディアのセルジオ・ペレスは、F1第4戦アゼルバイジャンGPで表彰台を獲得できたのは偶然ではなかったと考えている。
決勝レース序盤に他車との接触によって15番手まで順位を落としたペレスだったが、その後ポジションを取り戻し、2度目のセーフティカー解除後にはセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)を追い抜くなどの活躍を見せ、最終的には3位でレースを終えた。彼が2014年にフォースインディアに加入して以来、3位を獲得するのはこれで5回目である。
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「レースではたくさんのことが起きたので、偶然の結果かもしれない」とペレスは話した。
「だけど、僕たちが与えられたものを全て受け入れたためにここにいるというのは偶然ではない」
「正直なところ、僕たちはここ(上位)ではバトルをしていない。中団でバトルをして、最終的にポディウムに乗ってポイントもたくさん獲得した。それに、僕たちの前を行くルノーとのギャップを縮めることもできた」
「僕らは間違いなく4番手のチームだった」
昨年、ペレスとチームメイトのエステバン・オコンはバクーで同士討ちを演じてしまった。しかしフォースインディアのCOOであるオットマー・サフナウアーは、今回の結果によって昨シーズンの結果を補うことができたと語った。
彼はmotorsport.comに対し、「今回の結果は、昨年のレース結果を補うことができた」と述べた。
「(2017年は)2台ともポディウムに上がれるペースはあった。しかしクラッシュによって、それも台無しになってしまった。そして今日(日曜日)は、2台ともオープニングラップでインシデントに巻き込まれてしまった」
「エステバンはそこでレース終了だった。しかしもう一方(ペレス)は、フロントウイングのエンドプレートが完全に破損してしまって、さらにディフューザーにもダメージがあった。だから(ペレスに)ピットインをさせて、フロントウイングを交換したのだ」
さらにサフナウアーは、チャンスをものにしたペレスの実力を称賛した。
「彼は本当に素晴らしかった。(ウイリアムズのランス)ストロールへのオーバーテイクも最高だったと思う。彼ら(ウイリアムズ)は我々と同じパワートレインを使用しているので、アドバンテージはなかった」
「したがって、彼はブレーキングをかなり遅らせたのだ。それでも彼は素晴らしい仕事をこなした。あまりにブレーキングを遅らせていたので、私は彼のタイヤがロックアップしてしまうのではないかと思っていた。だが彼はそれもせず、(ストロールを)追い抜いた後は背後を振り返ることはなかった。彼は(ロマン)グロージャンの事も簡単にパスした。彼は本当に素晴らしかった」
「(バルテリ)ボッタスもトラブルを抱えていたが、我々はベッテルを捉えなければならなかった。彼のタイヤにはフラットスポットができていたと思うが、最終的にはチェコ(ペレスの愛称)のラップタイムはトラック上の誰よりも速かったのではないかと思う。彼はこの順位でレースを終えるに値していた」
またチームの副代表を務めるボブ・ファーンリーは、チーム全体がペレスの表彰台獲得に貢献していたと語った。
「信じられないほど素晴らしいチームの努力を見ただろう。ピットストップだけではない。ピットウォールのスタッフも素晴らしかった。落ち着いて最後まで彼のために仕事をしていた。最後の数周は静かではなかったが、それでも申し分なかった」
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