全日本ロードレース選手権の第2戦鈴鹿のレース1が4月21日(土)に行われ、中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)がJSB1000クラス開幕3連勝を果たした。
開幕戦もてぎレース1、レース2共に優勝を果たした中須賀は、鈴鹿の予選でも圧巻のパフォーマンスを披露。いきなりコースレコードを塗り替える2分4秒876を叩き出した。最終的に2番手以下に0.5秒以上の大差をつけポールポジションを決めると、レース2のグリッド順を決めるセカンドベストタイムでも2分5秒102で、2レースともポールポジションを獲得した。
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午後に行われたレース1の決勝では、2番手スタートの高橋巧(Team HRC)がホールショットを獲得。しかし渡辺一馬(Kawasaki Team GREEN)が続くS字コーナーで首位に浮上した。
1周目を終え、渡辺一馬がトップ、2番手に中須賀が続き、3番手に高橋というオーダー。そこに4番手の野左根航汰(YAMAHA FACTORY RACING TEAM #5)、5番手の渡辺一樹(ヨシムラスズキMOTUL)までが先頭集団を形成。5台が1グループになってレースが進んだ。
中須賀はラインを変えながらトップの渡辺一馬にプレッシャーをかけていくが、トップスピードはカワサキZX-10RRを駆る渡辺一馬の方が速く、簡単にはオーバーテイクができない。メインストレートで両者が並ぶ場面が何度もあったが、1コーナーでは中須賀も無理をせずこう着状態が続いた。
先頭集団に動きがあったのは、14周目。中須賀がデグナー出口からヘアピンまでの間に渡辺一馬をオーバーテイク。ついにトップに浮上する。
「後ろが抜きにくいタイミングでしかけた」という中須賀は前が開けると一気にペースアップ、同じく渡辺一馬を交わした高橋も独走を許すまいと約1秒差でトップを追った。
一方、表彰台を争う3番手争いは渡辺一馬、渡辺一樹、野左根による三つ巴の争いに。野左根が日立オートモティブシステムズシケインで見事な2台抜きを見せるも、渡辺一樹がバックストレートで抜き返す一歩も譲らない戦いが続いた。
ファイナルラップの2コーナーで、渡辺一樹のインにバイクをねじ込んだ野左根が再び3番手に浮上。渡辺一樹は西コースで差を詰め、バックストレートで再び野左根の前に出たかと思われたが、直後の130Rでオーバーランしてしまった。
ハイペースで走行を続けた中須賀は、2位の高橋に1.961秒差をつけトップチェッカー。開幕から3連勝と圧巻の強さを見せた。
熾烈な3位争いを制した野左根が開幕戦レース2に続く表彰台を獲得。4位にはレースの大半をリードした渡辺一馬が入り、最後までレースを盛り上げた渡辺一樹が5位となっている。
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