マクラーレンは、F1第2戦中国GPのフリー走行2回目で、ストフェル・バンドーンのマシンのタイヤをきちんと装着していない状態で彼をコースインさせたため、罰金を科された。
フリー走行2回目の終盤、ピットアウト直後のバンドーンは、マシンの右のリヤタイヤがしっかりと装着されていなかったためコース上にマシンを止めた。
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危険な状態でマシンをピットから発進させる”アンセーフリリース”の場合、F1のルールではグリッドペナルティが科されることもある。しかし今回FIAのスチュワードは、グリッドペナルティではなく、現在ではアンセーフリリースに対するスタンダードなペナルティとなっている罰金という裁定を下した。
FIAの声明では、以下のように述べられている。
「同様の件に対する以前の決定と一貫して、スチュワードは、ドライバーが即座に適切な行動をとったことを理由にグリッドペナルティを適用しないことを決定した。これに伴い、チームに5000ユーロ(約66万5000円)の罰金を科す」
今回のインシデントは、タイヤ交換時のミスによるものである。同様のトラブルが開幕からの2戦で頻発しており、チームはピットストップを改善するために安全性を妥協するのかという疑問が生まれている。
開幕戦オーストラリアGPでは、ハースの2台がピットストップ時のトラブルによりリタイアとなっている。また先週末のバーレーンGPでは、フェラーリでもタイヤ交換のトラブルが発生し、ピットクルーが撥ねられてしまう事故が起きている。
この事故に関しては、フェラーリに50000ユーロ(約655万円)が科された。なおフェラーリは、バーレーンGPのフリー走行2回目でもキミ・ライコネン(フェラーリ)の右フロントタイヤをきちんと装着しないままコースへ出してしまったため、今回のバンドーン同様に5000ユーロの罰金を科されていた。
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