MotoGP第2戦アルゼンチンGP、MotoGPクラスは、アルゼンチンのアウトドロモ・テルマス・デ・リオ・オンドで2日目の予選を行い、ジャック・ミラー(ドゥカティ)が1分47秒153でポールポジションを獲得した。
MotoGPクラスの3回のフリー走行でトップに立ったのはマルク・マルケス(ホンダ)。2日目のフリー走行3回目はウエットとなり、Q1、Q2への進出は初日のフリー走行総合結果順となった。総合11番手以下のライダーによって争われるQ1は、ウエットコンディションで行なわれ、アレイシ・エスパルガロ(アプリリア)がトップタイムを記録、アンドレア・ドビジオーゾ(ドゥカティ)が2番手に続き、この二人を加えた12名のライダーによって、Q2は気温20度、路面温度22度のウエットコンディションで争われた。
セッション序盤をリードしたのはマルケス。マルケスは開始5分すぎに1分49秒123を記録するが、直後にアレイシ・エスパルガロが逆転。アレイシ・エスパルガロはそのままアタックを続行し、10分すぎには1分47秒743とファステストを更新する。
残り2分を切ったところでダニ・ペドロサ(ホンダ)が1分47秒330を記録しトップに浮上するが、前後スリックタイヤをチョイスしたジャックは、滑りやすい路面コンディションの中、アタックを続け、何度か危ない場面もあったものの、最後のアタックで1分47秒153を記録、MotoGPクラス初ポールポジションを獲得した。
2番手に1分47秒330でペドロサ、3番手に1分47秒365でヨハン・ザルコ(ヤマハ)が続きフロントロウを獲得。ティト・ラバット(ドゥカティ)が1分47秒681で4番手とMotoGPベストグリッドを獲得した。アレックス・リンス(スズキ)が1分47秒743で5番手に続き、マルケスは一度スリックタイヤを装着したマシンでコースに出たものの、すぐにピットに戻ってレインタイヤを履いたマシンに乗り換え、1分47秒754で6番手となった。
Q1からQ2に進出したアレイシ・エスパルガロが1分47秒845で7番手、ドビジオーゾが1分48秒247で8番手とジャンプアップに成功。マーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)は1分49秒044で9番手に。カル・クラッチロー(ホンダ)も途中でスリックでアタックしたが、最終的にレインに戻し、1分49秒304で10番手に終わった。
バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)は1分49秒326で11番手、アンドレア・イアンノーネ(スズキ)は1分49秒975で12番手が続き、ここまでがQ2の結果順となった。
以下、Q1のタイム順にカレル・アブラハム(ドゥカティ)が1分49秒878で13番手、ホルヘ・ロレンソ(ドゥカティ)が1分50秒063で14番手、スコット・レディング(アプリリア)が1分50秒175で15番手。
16番手に1分50秒324でポル・エスパルガロ(KTM)、17番手に1分50秒364でハビエル・シメオン(ドゥカティ)、18番手に1分50秒449でダニロ・ペトルッチ(ドゥカティ)、19番手に1分50秒606でアルバロ・バウティスタ(ドゥカティ)、20番手に1分50秒833でトーマス・ルティ(ホンダ)、21番手に1分51秒007でブラドリー・スミス(KTM)、22番手に1分51秒012でフランコ・モルビデリ(ホンダ)、23番手に1分51秒142でハフィス・シャーリン(ヤマハ)の順で続き、中上 貴晶(ホンダ)はQ1で1分51秒387がベストとなり、最後尾の24番手グリッドから決勝に臨む。
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