MotoGP開幕戦カタールGPを前に、モビスター・ヤマハ・MotoGPのバレンティーノ・ロッシとマーベリック・ビニャーレスが意気込みを語った。
■バレンティーノ・ロッシ/モビスター・ヤマハ・MotoGP(2017年MotoGPクラスランキング5位)
MotoGPカタールGPプレビュー:2018年も接戦か。中上の挑戦がいよいよスタート
今年で39歳となったロッシ。1996年の世界グランプリデビューから23年目、最高峰クラス(500cc/MotoGP)で19年目のシーズンを迎える。その去就にも注目が集まるが、ロッシ自身は現役続行を明言している。昨年はマシンの問題で苦戦。優勝は1回に止まり、ランキング5位で終えた。シーズンオフテストではマシンの開発に力を注ぎ、バレンシアで総合5番手、セパンで総合9番手、ブリーラムで総合12番手とやや苦戦気味。
最終テストのロサイルでは総合2番手に浮上したが、まだまだ改善の余地はある様子。ロサイルではヤマハに復帰した2013年に2位、続く2014年にも2位、2015年に優勝、昨年も3位表彰台を獲得している。ヤマハのマシンが得意とするロサイルで、ベテランのロッシがどんな結果を見せるか。
「長い冬を経て、ようやく、新しいシーズンの初戦を迎える。たくさんのテストを行なった後で開幕戦を迎えることは、いつもいいことだ。プレシーズンのテストは重要。ボクたちの弱点と強みを理解する」
「仕事を続けるが、ヤマハの全員が改良といいレース、そして勝利を望む。開幕に向けて最後のテストで準備はしたが、もう一歩前進するためのフリー走行が残っている。フィーリングはいいよ。この冬はいいトレーニングができ、ボクのYZR-M1とボクのチームクルー、ヤマハのスタッフたちと共にニューシーズンを始める準備ができている」
「楽しみなシーズンだ。速いライダーが多そうだけど、ボクたちはベストをつくすための準備ができている」
■マーベリック・ビニャーレス/モビスター・ヤマハ・MotoGP(2017年MotoGPクラスランキング3位)
2017年は開幕2連勝を飾り、シーズン序盤はチャンピオンシップをリードしたにも関わらず、中盤以降苦戦、ランキング3位となったビニャーレス。昨年開幕前のテストではトップタイムを連発したが、今年はバレンシアで総合2番手、セパンで総合7番手、ブリーラムで総合8番手、ロサイルで総合5番手と上位にはつけいるが、4回のテストで走行距離2番手となるトータル3636.4kmを走ってはいるものの、昨年のような華々しさはなかった。
最終テストを終えた段階でも、100%プッシュできていないようで、マシンにまだ課題がある様子。昨年、ヤマハ移籍後デビューレースで優勝を飾ったカタールでどんなパフォーマンスを見せるかに注目。
「新しいシーズンが始まりはいつもエキサイティング。もう待ち切れない。昨年は浮き沈みが激しく、難しかったけど、素晴らしい仕事をするための感触があり、タイトルを獲得するために、シーズンを通じて戦うことができる手応えがある」
「頂点に立つということは常にチャレンジングだ。プレシーズンテストはたくさんのことを試すことに役立ち、ようやく、いいセットアップが見つかった。まだ、電子制御に関していくつかの小さな問題があるが、開幕戦では100%に到達できると思う」
「カタールは本当に大好きなコース。昨年はヤマハでの初優勝を挙げたから、特別な思い出がある。もう一度、表彰台を獲得するために、全力をつくしたい」
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