トヨタ、新型コンパクトSUVのリアビューをチラ見せ。ジュネーブモーターショーで世界初披露

欧州トヨタは2月18日、3月5日～15日にかけてスイスで開催されるジュネーブ・モーターショーにおいて、コンパクトSUVのニューモデルをワールドプレミアすると発表した。

ニューモデルとは、新型「ヤリス」にも使われているグローバルプラットフォーム「GA-B」をベースに、トヨタが開発を進めているモデルのこと。今回公開されたイラストは、横方向に長いリアコンビネーションライトが浮かぶシルエットを示したもののみだが、全体像は既に明らかになっているサイドビューのイラストから推測できる。後方へ鋭くキックバックしたCピラーは、ニューモデルのスポーティなキャラクターを示唆する。グラスエリアが天地方向に薄いことも、コンパクトながら流麗なフォルムを持つことを表しており、「C-HR」に見られるような個性溢れるエクステリアデザインが期待できそうだ。

TNGA（Toyota New Global Architecture）の第4弾となるGA-Bの基本性能については、ヤリスでも証明済みだから、新型SUVはルックスだけではなく、走りにも期待していいだろう。新型SUVは、車高が高められた車体に、先進のAWDシステムを搭載し、パワートレインはハイブリッドも用意されるとのこと。

実車はショー開幕に先立つ3月3日のプレスカンファレンスで発表され、YouTubeでもストリーミング中継が視聴可能とのことだ。
 
このほか、ジュネーブショーでは「ヤリス」、「RAV4プラグインハイブリッド」、「MIRAI」が欧州プレミアを飾る。またGAZOO Racingからは「GRヤリス」「GRスープラ2.0」の出展が予定される。また、レースカーもヤリスのWRCカーに加え、フェルナンド・アロンソがダカールラリーでステアリングを握った「ハイラックス」も展示される予定だ。
 
新型コンパクトSUVに注目が集まるものの、それ以外のモデルも魅力満載なトヨタのジュネーブモーターショー。ブースはファンの熱気で満たされることとなりそうだ。

Comments

またSUV？増えすぎじゃない？

トヨタは全サイズで
SUVラインナップを
完成させるでしょう
セダン→ミニバン→SUVが
トレンドの流れなので
ビックメーカーなら当然の計画でしょう。