米国ラスベガスで開催される「2019 SEMAショー」(2019年11月5日~8日)で、日本のタイヤメーカー、トーヨータイヤが30台以上のぶっ飛びカスタムカーを披露します。
トーヨータイヤは、ぶっ飛び神業クラスのドリフトパフォーマンスで知られるラリードライバー、ケン・ブロック選手へのスポンサードをはじめ、北米を中心に展開する「NITTO」ブランドで、ドラッグレースやオフロードレースを楽しむ人々、カスタムカーの世界で定評があります。
SEMAショーに出展するマシンたちも、そんな人たちに向けてちょっとヤンチャでカッコいいマシンを揃えます。新型スープラをベースにわずか45日間で仕上げたという迫力満点の「GRスープラ過激ワイドボディ仕様」から、ちょっと懐かしい1998年型の「ランサーエボリューションV」、通称“エボ5”まで、世代を超えたカスタムマシンが集います。ランエボは、スカイラインGT-Rなどとともに、いわゆる「25年ルール」の対象から外れ、輸入解禁となった米国のクルマ好きの間で需要が高騰している1990年代国産高性能車の1つですね。
変わり種では「バハ911」というマシンにも注目。元は1991年型のポルシェ911 カレラ4カブリオレですが、極太のタイヤを履かせて車高をアップ、ボンネットにはラリーカーのようなランプポッドを埋め込んだオフロードマシンに大変身しています。何だかミニカーのようでポップですね。他にも、大胆な「シャコタン仕様フェラーリ」なども登場する予定です。