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次期レヴォーグから最期の「EJ20」まで! スバルがブース内容を発表【東京モーターショー2019】

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次期レヴォーグから最期の「EJ20」まで! スバルがブース内容を発表【東京モーターショー2019】

 スバルの思想を7台のクルマとブース全体で表現する!

 SUBARUは2019年10月24日(木)~11月4日(月・祝)に開催される第46回東京モーターショー2019の出展概要を発表した。 ※プレスデーは10月23日(水)、24日(木)

スバル車ならなんでも大好き……なハズのスバリストからも見放されたスバル車3選

 コンセプトは「人生をより良くできるクルマは、きっと、ある。~believe. ~」だ。クルマを通じて人々の人生を豊かにするというスバルの思想をブース全体で表現するという。

 また以下7台の展示車両が発表された。詳しく見ていこう。

 1)新型レヴォーグ プロトタイプ【世界初公開】

 2014年に誕生したツーリングワゴン、「レヴォーグ」。かつてワゴンブームを作り上げるほどの人気を博したレガシィ・ツーリングワゴンの後継ともいえるモデルで、そのスポーティな走りと使い勝手の両立にファンは多い。

 そんなレヴォーグの第2世代モデルが東京モーターショーの場で世界初公開となる。スバルの持てる最先端の技術を集約し、「誰もが自分の意思で、運転をどこまでも愉しめる未来」の実現を目指した1台になっているという。スポーティな国産ツーリングワゴンという、いまや唯一無二の存在であるレヴォーグの進化に注目だ。

 2)WRX STI EJ20 Final Edition プロトタイプ【特別仕様車】

 スバル好きなら知っているであろう名機「EJ20」水平対向エンジン。1989年に誕生し、初代レガシィを皮切りに多くの市販車に搭載されたほか、WRCやニュルブルクリンク24時間レースなどモータースポーツでも活躍してきた。

 スバルはこの「EJ20」の生産を2019年度内に終了すると発表。メーカーによると、今後の環境対応を見据えての決断だそうだ。これにより現在唯一このエンジンを搭載する現行車WRX STIの受注を2019年末で打ち切る。そこでEJ20の集大成といえる「WRX STI EJ20 Final Edition」を販売することが決定した。

 このクルマにはバランスドエンジンやゴールド塗装のBBS製19インチアルミホイールなど、このパワートレインのフィナーレを飾るにふさわしい、特別な装備を纏う。

 販売台数は「555台限定」と、こちらもじつにスバルらしい。

 3)インプレッサ Sport 2.0i-S EyeSight 【大幅改良モデル、2019年10月発表予定】

 2019年8月27日より先行予約を開始しているインプレッサの大幅改良モデル。今回展示されるのはハッチバックタイプの「インプレッサ SPORT」だ。

 今回の改良のトピックともいえるのが、先行車と車線を認識し、アクセル・ブレーキ・ハンドル操作をアシストする「アイサイト・ツーリングアシスト」が全グレードに標準装備されること。

 またフロントバンパーやヘッドランプを刷新し、精悍な顔つきとなった。さらにサスペンションの改良などにより走りの質感も向上しているという。

 4)SUBARU XV Advance(e-BOXER搭載) 【一部改良モデル、2019年10月発表予定】

 2019年10月に発表予定のクロスオーバーSUV、「XV」の一部改良モデルを展示。いままではガソリンとハイブリッドをラインアップしていたが、この改良でe-BOXER搭載モデル(ハイブリッドモデル)のみとなる。さらにe-BOXER搭載モデルのグレードを複数に拡大するという。

 加えて「アイサイト・ツーリングアシスト」が全車標準装備化。X-MODEにも手を加え、いままではオン/オフのみであったが、路面状況に合わせて2つのモードを選択可能とするなど、全方位で進化を遂げている。

 5)フォレスター Advance(e-BOXER搭載)【市販モデル】

 2018年6月に5代目となったフォレスター。現行モデルはスバルの新世代シャシー「SGP(スバル・グローバル・プラットフォーム)」の採用や、X-MODEの2モード化などにより、その走破性をさらに高めた。またハイブリッドモデルの追加も話題となったが、今回展示されるのはそのe-BOXERを搭載する「フォレスター Advance」だ。メーカーによれば、現在フォレスター購入者の5割がこのグレードを選んでいるという。

 6)SUBARU VIZIV ADRENALINE CONCEPT【参考出品】

 2019年のジュネーブモーターショーで初公開されたSUVタイプのコンセプトモデル、「SUBARU VIZIV ADRENALINE CONCEPT(スバル・ヴィジヴ・アドレナリン・コンセプト)」。

 VIZIVとはスバルがコンセプトカーにつける名称で、過去にはSUVタイプの「SUBARU VIZIV FUTURE CONCEPT(スバル・ヴィジヴ・フューチャー・コンセプト)」、ワゴンタイプの「SUBARU VIZIV TOURER CONCEPT(スバル・ヴィジヴ・ツアラー・コンセプト)」、セダンタイプの「SUBARU VIZIV PERFORMANCE CONCEPT(ヴィジヴ・パフォーマンス・コンセプト)」などを公開してきた。

 スバルは今までデザインのコンセプトとしてきた「DYNAMIC×SOLID(ダイナミック・アンド・ソリッド)」をさらに大胆に進化させていくことを宣言しており、そのキーワードとして「BOLDER(ボルダー)」を掲げている。そしてこの「SUBARU VIZIV ADRENALINE CONCEPT(スバル・ヴィジヴ・アドレナリン・コンセプト)」は「BOLDER」の考え方のもとデザインされた初のコンセプトカーだ。

 7)SUBARU BRZ GT300 2019【2019 SUPER GT 参戦車両】

「SUBARU BRZ GT300」は、2012年から日本屈指のレースカテゴリーのひとつSUPER GT(GT300クラス)に参戦。モータースポーツへのチャレンジを通じて、スバルの「安心と愉しさ」の追究を続けている。今回の東京モーターショーでは、今シーズンを戦う「SUBARU BRZ GT300 2019」を間近で見られるチャンスだ。

※写真は2018年レース参戦車両

 また出展車両については本日より専用サイト(https://www.subaru.jp/tms/)で情報を配信する。

 プレスカンファレンスは2019年10月23日(月)14:00から、代表取締役社長の中村知美さんにより行われ、YouTube上のSUBARU公式チャンネル(https://www.youtube.com/user/SUBARUOnTube)で配信される。

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