独メルセデス・ベンツは4月4日、上海モーターショー(4月18日~25日開催)に出展予定の「コンセプトGLB」のイメージイラストを、Facebookの公式アカウントで公開した。
コンパクトな「GLA」からフルサイズの「GLS」まで、ベースとなるセダンあるいはハッチバックにあわせ展開を拡大しているメルセデスのSUVシリーズ。最近ではクーペバージョンも加わり、さらには本格オフローダーの「G」も入れると、もはや隙は見当たらないとも思えるが、メルセデスではさらなるニューモデルとしてGLAとGLCの間を埋める「GLB」の投入を画策しているようだ。
今回、上海モーターショーでアンベールされるのは市販一歩手前のコンセプトとなり、公開されたイメージはコクピット周辺の1枚のみ。だが、そこに写るのは、タービン型のエアベント、カバーを持たない横長のLCDパネル、タッチコントロール付のステアリングホイールなど、新型Aクラスを始めとする最新のコンパクトメルセデスに共通のディテール。もちろん、まだコンセプトとの位置づけなので、インパネの造形などは未来感たっぷりで、これらは市販化に向けて現実的な方向へシフトすると思われる。だが、GLBに最先端のインテリアが奢られることは間違いなさそうだ。
一方のエクステリアに関する情報はないが、GLBはベイビーGと呼べるボクシーなモデルとなる可能性が濃厚。目撃されているプロトタイプも、厳重な擬装の下からスクエアなフォルムがうっすらとうかがえ、このあたりでスポーティなGLAと差別化を図るようだ。もちろん、ピラーの立ったデザインは居住性やユーティリティにプラスとなるから、ゆとりある室内空間やラゲッジスペースを重視するユーザーに対しても訴求できるだろう。
いずれ日本へも導入されるであろうGLBだが、ボクシーなコンパクトSUVとして思い浮かぶ「GLK」は機構上の制約から左ハンドルのみとなり日本では今ひとつの売行きだった。同様の立ち位置となるGLBが捲土重来を果たせるか、まずはコンセプトの仕上がりを確かめたい。
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