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モーターショー 2018.7.14

日産の「可変圧縮比エンジン」実現に日立オートモティブシステムズが貢献

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自動車技術会主催「人とくるまのテクノロジー展2018 名古屋」(7月11日~13日)において、「VCR(Variable Compression Ratio)」技術を搭載した可変圧縮比エンジンの仕組みを初公開した日立オートモティブシステムズ。

同社は自動車部品の製造・システム開発を手がけており、昨年11月末に発表されたインフィニティ(日産)のSUV「QX50」では、世界初の「VCRエンジン」実用化に貢献、燃費と走りの両立を実現しています。

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「VCR」は内燃機関の一層の高効率化に向け、ピストンの上死点位置をシームレスに変化させることで圧縮比を最適化する技術。排気量2.0Lの直4ターボエンジン「MR20DDT」において、運転状況により圧縮比を8~14の間で変化させ、自動制御します(最高出力:272ps/5600rpm、最大トルク380Nm/1600-4800rpm)。

同エンジンは高速定常走行時には低燃費を実現する一方、アクセルペダルを踏み込めばディーゼルエンジンのような力強いトルクを発生、素早く加速するといった2面性を持ち合わせています。

渋滞時には燃費を重視して高圧縮比を維持。加速時など大トルクが必要時には過吸量を増やし、圧縮比を低くしてノッキングを抑制することで、より高出力や大トルクを発生。

「VCRエンジン」の研究は40年以上も前から行われていたものの、機構が複雑で実現へのハードルが非常に高く、これまで実用化された例は無いそうです。

構造としては、ピストンの支持機構と、その位置を変えるモーター機構に分けられ、「マルチリンク」と称する回転機構で構成。ピストンを支持するコンロッドを3本のリンクとモーターに換え、モーターでピストンの上下位置を動かして圧縮比を変化させます。

これにより、排気量3.5LのV6 NAエンジンに比べ、最大トルクが+10%、燃費性能が+27%向上しているそうで、日立オートモティブシステムズは同システムの中核となる「モーター」と「VCRアクチュエーター」を開発。日産との2人3脚で研究に15年、量産開発に6年を要したとのことです。

新聞報道などによると、日産は「VCR」技術を活用し、今後10年程度で熱効率が50%に達するエンジンの開発を目指しているそうで、今回公開されたシステムはそのベースになるものとみられます。

(Avanti Yasunori・画像:INFINITI、Hitachi-Automotive)

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(clicccar Avanti Yasunori)

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みんなのコメント

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  • vvc*****|2018/07/14 07:25

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    技術もあるのに最近の日産は無資格やら排ガスやらで情けない!
  • sup*****|2018/07/14 07:00

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    いや、だからハイブリッドでいいでしょ?
    エンジンだけで動力を得ていた時代ならともかく、モーターを併用することが当たり前になっている現代において、何かメリットがあるか?

    エンジン内に故障の原因となる複雑な機構を加えるので耐久性が大きく落ちる上に、当然コストが大きく上がる。
    その結果が、「排気量3.5LのV6 NAエンジンに比べ、最大トルクが+10%、燃費性能が+27%向上」なら、目も当てられん。

    アナログな技術としては素晴らしいとは思うが、クルマという製品としては全然ダメだとしか思えんのだが。
  • kat*****|2018/07/14 20:25

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    これも日立だったのか。と驚くコメントが無くて、

    このエンジンの話を初めて聞いたかの様なコメントだらけなことに驚いたわ(^_^;)

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