アルファロメオ、ジュリアとステルヴィオの限定車ニュル・エディションを公開

高性能FRスポーツセダン「ジュリア」、それに続く初の本格SUV「ステルヴィオ」とセンセーショナルなプレミアムモデルを立て続けに投入し、ブランド改革と高級化を推し進めるアルファロメオ。3月6日に開幕するジュネーブモーターショーでは、ジュリアとステルヴィオの限定車「ジュリア クアドリフォリオ Nring」と「ステルヴィオ クアドリフォリオ Nring」を披露する。これらはニュルブルクリンクでの記録的なタイムアタックを記念して設定される限定車だ。

ジュリアは2016年にドイツ・ニュルブルクリンク北コースで7分32秒のラップタイムを叩き出し、市販4ドアサルーンで世界最速の称号を手にした（当時）。続いて2017年にはステルヴィオが7分51秒7のマーク。こちらは同セグメントのSUVでは最速のタイムとなる。

これら輝かしい記録を達成したのは両モデルに設定される最上級グレードの「クアドリフォリオ」。2.9リッターV6ツインターボエンジンから最高出力510hp、最大トルク600Nmを生み出す。限定車はこのクアドリフォリオをベースに、特別装備を追加したスペシャルモデルとなる。

特別装備の内容は、限定車専用のサーキットグレーのボディカラーおよびカーボン製シリアルプレートのほか、カーボンセラミックブレーキ、カーボンシェルと赤ステッチを採用したスパルコのレーシングシート、レザー＆アルカンターラステアリング、カーボンインサート入りのMoparシフトノブ、ハーマンカードンのプレミアムオーディオシステムなどが標準装備される。またジュリアには、カーボン柄をそのまま使用したカーボンルーフも与えられる。