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トヨタ、人工知能を生かした未来のモビリティを披露。人のパートナーとなれるクルマを目指す

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トヨタ、人工知能を生かした未来のモビリティを披露。人のパートナーとなれるクルマを目指す

トヨタ自動車は、人工知能により人を理解し、人とクルマがパートナーの関係になれる未来のモビリティをかたちにしたコンセプトカー「Toyota Concept-愛i(コンセプト-アイ)」シリーズを、今月25日に開幕する東京モーターショーに出展すると16日、公開した。

コンセプト-アイシリーズは、“more than a machine, a partner”をコンセプトに、ドライバーをより理解し、共に成長するかけがえのないパートナーとして、新しい時代の「愛車」を目指すもの。そのコアとなるのが人工知能で、ドライバーの感情の認識や嗜好の推定など「人を理解する」技術を採用している。

なおトヨタ自動車は今年1月に米ラスベガスで開催された2017 International CESにおいて4輪モデルの「TOYOTA Concept-愛i」を出展したが、今回の東京モーターショーではこれにユニバーサルな小型モビリティ「TOYOTA Concept-愛i RIDE」と歩行領域のモビリティ「TOYOTA Concept-愛i WALK」を加え、「TOYOTA Concept-愛i」シリーズとして展開する。

今回初公開となる「TOYOTA Concept-愛i RIDE」は、全長2.5mの2人小型EV。人にやさしい都市モビリティをコンセプトに開発され、車いすユーザーにとって使い勝手の良いモビリティを追求したものとなっている。

具体的には、大開口を確保できるガルウイングドアと、乗降口にスライドする電動シートを採用し、車いすユーザーが不安に感じる車いすからの乗降を容易にした。また、ガルウィングの開閉を利用して車いすの積み下ろしをサポートし、簡単に車いすを後部に収納できる機構を持つ。

ボディサイズは全長2500mm×全幅1300mm×全高1500mmと軽自動車よりも小さく、一般的な1台分の駐車スペースに駐停車し、かつ車いすで乗降可能なサイズとしている。なお運転操作は、ステアリングやアクセル/ブレーキペダルが不要なジョイスティックにより運転をしやすくしたほか、インストルメントパネルの大型ディスプレイには人を理解するエージェントを配置し、対話により外出をサポートする。将来的にシェアリングサービスでの活用などが想定されている。

もうひとつ今回初披露となる「TOYOTA Concept-愛i WALK」は、コンパクトなサイズで自動走行を可能にした新世代のモビリティ。3輪・ホイールベース可変機構・ステア操舵による簡単操作、低床フロアにより、人が乗って移動できるようにした。

全長は人の歩幅以下の500-700mm、全幅は人の肩幅以下の400mm。歩行時に人が占有する面積と同等のコンパクトなサイズを追求し、歩行者と同じ空間を走行できるようにした。

操作方法は、ステア操舵機能で誰でも簡単に操作できるようにし、体重移動による操作を不要としたのが特徴。また低床化により高齢者やスカートを着用した女性など、年齢や性別、服装の制約を受けず乗降・走行できるようになっている。

こちらは将来的には、外出先や観光地での散策での活用など、他の交通機関と連携し、近距離移動を楽しむモビリティとしての利用などが想定されている。

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