三菱自動車は、2017年10月25日に開幕する第45回東京モーターショー2017において、これからのクルマづくりの方向性を示唆するコンセプトカー『MITSUBISHI e-EVOLUTION CONCEPT』を世界初披露することを発表した。
ルノー・日産・三菱アライアンスによって、合計1400万台の年間販売を目指すという6カ年計画「アライアンス2022」を発表したことも記憶に新しいところだが、その中では電気自動車についてトップランナーとしてのポジションを確立することが明記されている。実際、欧州と日本における量産・電気自動車のほとんどを占める、このアライアンスにとっては電動車両というのはコア・テクノロジーとなることは間違いない。
三菱自動車が東京モーターショーに出展する『MITSUBISHI e-EVOLUTION CONCEPT』は、アライアンスの中で技術面でも存在感を示すための、まさしくショーケースと位置付けられていると予想できる。なお車名の由来は、三菱自動車独自の『EVの進化形(EVOLUTION)』であるという意味によるという。
そして、エボリューションという響きから想像できるように、このコンセプトカーには、三菱自動車が得意とする四輪制御技術の最新版が投入されているはずだ。電気駆動によるリニアリティと、同社がランサーエボリューションで培ってきた駆動技術が合わさることで、どのような未来が拓けるのだろうか。
なお、後ろ姿しか公開されていないが、新コンセプトカーは「クロスオーバーSUVタイプ」であることを明言しており、この点においても三菱自動車のヘリテージといえるSUVのノウハウが進化していくことを示しているといえるだろう。さらに、AI技術を搭載することで、乗る人の行動意欲を駆り立て、一歩先へと踏み出すマインドをサポートするというのも現代的なアプローチだ。
クロスオーバーSUVタイプのハイパフォーマンスEVは、特定車種にとどまらず三菱自動車の未来を示す、注目の1台となりそうだ。
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