ジュネーブがスゴイことになっている。ニューモデルや先進技術がテンコ盛り。イギリスの超豪華自動車メーカー、ロールスロイスからも豪華さを突き詰めたカスタマイズ仕様がお目見えした。
カスタマイズ仕様といっても、エアロパーツを付けたドレスアップとは一味違う。もともとロールスロイスには、特別な注文やカスタマイズに応じる専門のビスポーク部門というのがあり、リッチな顧客からの贅沢なリクエストに応じているのだ。
ロールスロイスは今回のジュネーブショーをビスポーク部門のショーケースと位置づけ、自分たちに何ができるかをアピール。といって、派手派手の金ピカボディにファーの内装、みたいなクルマにはなっていない。ビジネスマンがスーツで乗り込んでサマになるような、やんごとない世界観を維持している。
出展車の1台「ゴースト」は、世界初のダイヤモンド塗装を施した、究極のエレガンスを実現したもの。1000個の粒子状のダイヤモンドを塗装にミックスしたこのモデルは、実際にオーナーの要望に応えて制作されたモデル。そのボディペイントはロールス史上最高額という。そうした記録もオーナーにとってはひとつのステータスとなるのだろう。
「レイス ブラックバッジ」は、若くエッジの効いたものを好む層に、やり過ぎない範囲でその表現を実現した1台となる。エクステリアは全体にダークな色調でまとめられ、シンボルのスピリットオブ エクスタシーもブラックにペイント。機関面についてはトルクが70Nmアップしている。これに合わせてドライブシャフトを新設計し、サスペンションにも専用セッティングを施している。
そしてもう1台「ドーン インスパイアード・バイ・ファッション」は、オーナーの日々のファッションにマッチするオートクチュールとして、3タイプのカラーリングを用意。その日のファッションに合った色の1台で出かけられるようにした。
いずれのモデルも豪華ではあるが、オーナーの要望に応えつつ、ロールスロイスらしさも見失っていない。適度に攻め、適度に抑える。それも110年に渡りリッチな顧客の要望に応え続けてきた伝統のなせる技か。
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