フォルクスワーゲンはジュネーブショー開幕前夜の6日、完全自動運転車のコンセプトカー「Sedric(セドリック)」を初披露した。Sedricは、初めて自動運転のレベル5(あらゆる状況に対応可能)を実現したモデルだ。
フォルクスワーゲンが自動運転分野の持てる技術を総動員して作り上げたセドリックは、ボタンを押すだけでクルマが迎えに来てくれ、目的地へと運んでくれる。完全自動化を実現しているため、車内にはステアリングホイールやペダル類さえも付いていない。電動で走行するためエミッションも吐き出さない。夢に描いた自動運転がついにコンセプトカーのレベルで実現したのだ。
セドリックはVWグループをあげての大改革プラン“TOGETHER ストラテジー2025”の始動を象徴するモデルでもある。同戦略のキモは、“持続可能なモビリティ”で世界一になること。つまり今後、フォルクスワーゲングループから電気自動車や自動運転といった次世代モデルが次々に登場することを意味する。
戦略の一環としてフォルクスワーゲンは2025年までに30以上の電動駆動車を市場に投入することを表明し、これと並行して自動運転やAI(人工知能)といった分野にも注力していく。その実現のため、世界各地に37の研究センターやデジタルラボの開設を予定している。
自動運転の分野では、数年間でグループ全体で数十億ユーロの投資を予定するとともに、この分野のスペシャリストを雇い入れ、強みを維持し続けるという。
フォルクスワーゲンのマティアス・ミューラーCEOは、次のように述べている。「完全自動運転化されたクルマは、街での生活を向上させ、環境に優しく安全です。我々はこのコンセプトカーに採用されている技術を、数年内に今後市販モデルに取り入れていくつもりです」。
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
1.0L 2気筒ターボ+電池で700km以上走るのに… メルセデス・ベンツ「レンジエクステンダーEV」開発中止か
道路に「謎のVマーク」どうすればいい!? 突然「V」がいっぱい並ぶ光景 意味は分からないけど気持ちは分かる!? 気になる正体は
インフィニティ最高級SUV刷新!! 新型QX80ド迫力だし豪華だけど…これで…いいのか???
ホンダがBEVで反転攻勢!! 中国で「烨シリーズ」を一挙3台公開…ってコレ全部何かに似てない?
スバルが「新型SUV」公開! 迫力エアロで“めちゃ速そう”な「GTエディション」! 2リッター水平対向エンジン搭載の「新クロストレック」比に登場
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?