当時は1年間で10万キロにおよぶ走行テストを実施
いまや、電気自動車(EV)にも強いメーカーというイメージを固めつつあるメルセデス・ベンツ。コアモデル群にハイブリッドやプラグインHVのラインアップを増やす一方、サブブランドの「EQ」を立ち上げ、2019年7月には第一弾となる「EQC」を日本で発表している。そんなメルセデスのEVは、かなり古くから研究が行われていてCクラスの先代にあたる名車「190」の時代にも、市販化に向けた本格的なプロジェクトが進められていた。じつに30年前のことである。
190のEVが披露されたのは、1990年のハノーバー・フェア。
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